もし、ある日突然、人類をはるかに上回る圧倒的な科学力を持った宇宙人が地球を侵略しに来たら――。
私たち人類に、果たして対抗する術はあるのでしょうか?
広大な宇宙には、地球上では想像もつかないほど高度な文明を持つ生命体が存在しているかもしれません。
そう考えると、「宇宙人が地球を侵略する」というのは、単なるSF映画の設定とも言い切れないような気がしてきます。
実際、宇宙に地球外文明が存在する可能性については、科学の世界でも長年議論されてきました。
その代表的なものが、物理学者エンリコ・フェルミにちなんで名付けられた「フェルミのパラドックス」です。
宇宙には無数の星が存在し、地球のような惑星や高度な文明が存在していても不思議ではない。
それなのに、
「それほど多くの文明が存在するなら、なぜ私たちは地球外文明の存在を確認できていないのか?」
――これが、フェルミのパラドックスと呼ばれる疑問です。
もし本当に地球外生命体が存在していて、その中に人類よりはるかに進んだ文明を持つ生命体がいたとしたら……。
できれば、地球には来ないでほしいものですね。
とはいえ、現実の世界では絶対に起きてほしくない「宇宙人による地球侵略」も、映画の中なら最高に面白いエンターテインメントになります。
巨大な宇宙船が空を覆い尽くす大規模な侵略。
人類の兵器がまったく通用しないほど圧倒的な宇宙人との戦い。
そして、姿も目的も分からない未知の生命体に、少しずつ追い詰められていく恐怖――。
「もし本当に宇宙人が攻めてきたら?」
そんな想像を、迫力の映像とストーリーで楽しませてくれるのが、宇宙人侵略SF映画の魅力です。
そこで今回は、数あるSF映画の中から、
宇宙人・地球外生命体による侵略を描いたおすすめSF映画を27作品厳選!
王道の大作から、手に汗握るサバイバル、未知の生命体による恐怖を描いた作品まで、さまざまなタイプの「宇宙人侵略映画」をピックアップしました。
それぞれの作品について、
あらすじ・見どころ・個人的な感想
などを交えながら紹介していきます。
「人類VS宇宙人」の壮絶な戦いを楽しみたい人も、
「怖くて不気味なエイリアン映画」を観たい人も、
「次に観るSF映画を探している」という人も必見です。
果たして人類は、宇宙からやって来る未知の侵略者に勝つことができるのか?
ぜひ最後まで読んで、お気に入りの一本を見つけてみてください。
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目次
インデペンデンス・デイ シリーズ
・インデペンデンス・デイ
・インデペンデンス・デイ:リサージェンス
バトルシップ
世界侵略:ロサンゼルス決戦
クローバーフィールド シリーズ
・クローバーフィールド/HAKAISHA
・10 クローバーフィールド・レーン
サイン
宇宙戦争
カウボーイ&エイリアン
エイリアン シリーズ
・エイリアン
・エイリアン2
・エイリアン3
・エイリアン4
・プロメテウス
・エイリアン:コヴェナント
クワイエット・プレイス
まとめ
インデペンデンス・デイ
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開: 1996年(アメリカ)
上映時間: 145分
監督: ローランド・エメリッヒ
脚本: ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ
出演: ウィル・スミス、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン
あらすじ
7月4日のアメリカ独立記念日を目前にした7月2日。
世界各地の大都市上空に、直径24kmにも及ぶ巨大な円盤型宇宙船が突如として出現します。
ニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントンD.C.――。
あまりにも巨大な宇宙船を前に、人類は事態を把握できないまま、アメリカ政府は宇宙船との交信を試みます。
しかし、事態は最悪の方向へ。
交信を試みたヘリは、宇宙船によってあっけなく撃墜されてしまいます。
そして人類はようやく気付きます。
彼らの目的は、地球への侵略だった――。
巨大宇宙船から放たれた圧倒的な破壊力を持つ主砲によって、世界各地の大都市は次々と壊滅。
さらに、人類は戦闘機による反撃を開始しますが、宇宙船には強力なバリアーが張られており、攻撃がまったく通用しません。
圧倒的な科学力を持つ宇宙人を前に、人類に残された最後の反撃手段とは――?
見どころ・感想
「宇宙人が地球を侵略する映画」と聞いて、多くの人が思い浮かべる作品のひとつが、この『インデペンデンス・デイ』ではないでしょうか。
1996年公開の作品ですが、今観ても「これぞ宇宙人侵略映画!」と思わせてくれる、まさに王道の一本です。
まず注目したいのが、巨大宇宙船による都市破壊シーン。
中でも、宇宙船の主砲によってホワイトハウスが一瞬にして吹き飛ばされるシーンはあまりにも有名です。
巨大な宇宙船が空を覆い、その圧倒的な火力によって街が一瞬で消滅する――。
「もし本当に宇宙人が攻めてきたら、人類はこんなことになるのか……」
そんな恐怖を感じさせるほどの迫力があります。
そして、絶望的な状況から人類が反撃へと転じる展開も、この映画の大きな魅力です。
特に必見なのが、大統領による演説シーン。
「そこまでやるか!」と思ってしまうほどの展開も含めて、細かいことは気にせず、とにかくテンションを上げて楽しみたい作品です。
個人的に好きなのは、やはりウィル・スミス演じるヒラー大尉。
墜落した宇宙船から現れた宇宙人を相手に、普通なら恐怖で固まってしまいそうなところを、まさかの行動に出ます。
そして、あの有名な一言。
「地球へようこそ!」
このシーンは、まさにヒラー大尉のキャラクターを象徴する場面です。
さらに、宇宙人を砂漠へ運ぶ場面でも、余裕たっぷりの態度を見せます。
地球の存亡をかけた戦いなのに、どこかコミカル。
このシリアスすぎない絶妙なノリも、『インデペンデンス・デイ』の面白さだと思います。
また、個性豊かな登場人物が多いのもポイント。
大統領、科学者、パイロット、軍人、そして一般市民まで、それぞれの立場から侵略に立ち向かうため、単なる「宇宙人VS人類」のバトルだけでは終わりません。
何より、この映画は**「難しいことを考えず、巨大な宇宙船と人類の壮絶な戦いを楽しみたい!」**という人にはピッタリ。
圧倒的な宇宙船。
次々と破壊されていく都市。
まったく歯が立たない人類。
そこから始まる決死の反撃。
そして、個性的なキャラクターたち。
ストーリー、映像、キャラクターのすべてをバランスよく楽しめる、宇宙人侵略SF映画の王道作品です。
「とにかく人類と宇宙人の生死を賭けたガチのバトルが観たい!」
そんな人には、ぜひ一度観てほしい一本です。
インデペンデンス・デイ:リサージェンス
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開: 2016年(アメリカ)
上映時間: 120分
監督: ローランド・エメリッヒ
脚本: ニコラス・ライト、ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ
出演: リアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、マイカ・モンロー、アンジェラベイビー
あらすじ
エイリアンによる地球侵略に人類が立ち向かい、およそ30億人もの命を失いながらも勝利を収めてから約20年。
人類はさらなる宇宙人の襲来に備え、エイリアンが残した宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げていました。
ところが2016年7月。
そんな人類を試すかのように、アメリカ全土を覆うほど巨大なエイリアンの宇宙船が出現します。
彼らは重力を自在に操る圧倒的な科学力で、ニューヨーク、ロンドン、パリなど世界各地の都市を次々と襲撃。
猛攻撃は止むことなく続き、人類存続の要であった地球防衛システムまでも無力化されてしまいます。
20年かけて築き上げた人類の防衛体制は、再び宇宙人によって打ち砕かれてしまうのか。
人類は再び、地球の存亡をかけた戦いに挑むことになります。
見どころ・感想
前作『インデペンデンス・デイ』から20年。
人類は、あの宇宙人の襲来をただの悪夢で終わらせてはいませんでした。
前作で手に入れた宇宙船や異星人のテクノロジーを研究し、人類は次なる侵略に備えて着々と防衛体制を整えていたのです。
「さすがに今回は大丈夫だろう」と思いたくなるところですが、そう簡単にはいきません。
今回、宇宙人が繰り出してくる兵器はさらに強力になっています。
特に印象的なのが、前作でも猛威を振るった宇宙船の主砲。
今回は**「反重力波」**という、さらに強烈な兵器へとパワーアップしています。
重力そのものを操り、周囲のものを次々と吸い上げ、そして一気に落下させる――。
街そのものが巻き込まれていくような圧倒的なスケールの映像は、本作の大きな見どころです。
物語の舞台は前作から20年後。
前作で活躍したヒラー大尉(ウィル・スミス)は、飛行テスト中の事故ですでに亡くなっているという設定になっています。
その代わりに物語の中心となるのが、ヒラー大尉の息子ディランや、新世代のパイロットたち。
一方で、前作から引き続き登場するキャラクターもいます。
前作の英雄デイヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)や、ホイットモア大統領(ビル・プルマン)が再び登場するため、前作を観ている人なら「おっ!」と思える場面も多いはずです。
そして、個人的にかなり気になったのが、中国人パイロットのレイン・ラオ中尉。
演じているのは、モデル・女優として活躍するアンジェラベイビーです。
……とにかく美人です。
正直、宇宙人との戦いそっちのけで「この人、めちゃくちゃ綺麗だな……」と見入ってしまいました(笑)。
さて、肝心のストーリーですが、人類は前作の戦いで得た異星人のテクノロジーを利用し、次の襲来に備えて万全の準備をしていました。
ところが――。
今回も結局、めちゃくちゃにやられます。
「20年かけて何を準備してきたんだ……」と思わなくもありません(笑)。
そんな絶望的な状況の中、人類は別タイプの宇宙人、いわゆる**「第三勢力」**から助言を受け、反撃の糸口を見つけます。
この展開については、個人的には少し単純に感じました。
いわゆる**「敵の敵は味方」**という構図で、どこかで見たことのある展開でもあります。
とはいえ、細かいことを気にせず、巨大な宇宙船が地球を蹂躙する迫力や、人類が総力を挙げて反撃する展開を楽しむ映画として観れば、なかなかのスケール感です。
そして最後に待っているのが、今回の侵略を指揮する宇宙人の女王。
人類は「女王を倒せば侵攻を止められる」と考え、最後の反撃に挑みます。
ただ、この女王……
見た目、どう見てもバカでかいアリです(笑)。
圧倒的なサイズと異様な姿で迫ってくるので、怖いというより「デカすぎるアリだな……」という印象が先に来てしまいました。
前作のような単純明快なSFアクションをさらにスケールアップした作品なので、ストーリーの細かい部分よりも、
「とにかくデカい宇宙船!」
「とにかく派手な破壊!」
「人類総力戦!」
という部分を楽しむ映画だと思います。
前作から続く宇宙人侵略SF映画として、大迫力の映像や巨大宇宙船による地球侵略を楽しみたい人にはチェックしてほしい作品です。
バトルシップ
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開: 2012年(アメリカ)
上映時間: 130分
監督: ピーター・バーグ
脚本: ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
出演: テイラー・キッチュ、ブルックリン・デッカー、浅野忠信
あらすじ
アメリカや日本など、各国の艦艇がハワイ周辺に集結し、大規模な軍事演習が行われることに。
アメリカ海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)は、日本の海上自衛隊の艦長ナガタ(浅野忠信)をライバル視しながら演習に参加していました。
ところが演習の最中、沖合に正体不明の巨大な物体が出現。
それは、はるか遠くの惑星から地球へやって来たエイリアンの宇宙船でした。
人類からの呼びかけに応じて現れた彼らは、友好的な存在ではありませんでした。
突如として未知の兵器による攻撃を開始し、ハワイ周辺は一気に戦場へと変貌。
圧倒的なテクノロジーを持つ地球外生命体を相手に、人類は海上での決死の戦いを強いられることになります。
果たしてアレックスたちは、未知の侵略者から地球を守ることができるのでしょうか――。
見どころ・感想
『バトルシップ』の最大の魅力は、なんといっても**「宇宙人VS海軍」**という珍しい設定。
宇宙人侵略をテーマにしたSF映画は数多くありますが、これほど本格的に海上戦を描いたエイリアン映画は、なかなかありません。
宇宙からやって来た地球外生命体を、戦闘機ではなく軍艦で迎え撃つという発想が面白いところです。
「なぜ宇宙人がわざわざ海を戦場に選ぶのか?」
という疑問は、とりあえず置いておきましょう(笑)。
この映画は、細かいことを考えるよりも、巨大な宇宙船VS軍艦の大迫力バトルを楽しむSFアクション映画として観るのがおすすめです。
特に熱いのが、電磁波によるシールドによって戦場が隔離され、援軍も呼べないという絶望的な状況。
圧倒的なハイテク兵器を持つエイリアンを相手に、限られた戦力だけで戦わなければなりません。
それでも諦めず、なんとか反撃の糸口を探す男たちの姿には、思わず胸が熱くなります。
そして、浅野忠信演じるナガタ艦長にも注目です。
主人公アレックスのライバル的な存在として登場し、物語の中でも重要な役割を担っています。
ハリウッドの大作SF映画の中で、日本の海上自衛隊を意識したキャラクターを浅野忠信が演じているのも、日本人としては嬉しいポイントです。
『バトルシップ』を語るうえで外せないのが、大迫力のCGと海上戦闘シーン。
巨大なエイリアンの宇宙船が海上を移動し、軍艦に向かって攻撃を仕掛ける映像は迫力満点です。
軍艦同士の戦闘とは一味違う、
「人類の軍事力VS宇宙人の圧倒的テクノロジー」
というSF映画ならではのバトルを楽しめます。
さらに面白いのが、ハイテク兵器を持つエイリアンに対して、人類が意外なアナログ戦法で立ち向かうところ。
最新鋭の科学技術を駆使する宇宙人に対し、まさかの方法で反撃を試みる展開は、この映画ならではです。
「最新技術がダメなら、昔ながらの方法で戦えばいい!」
という発想には、思わず笑ってしまいます。
ストーリーについては好みが分かれるところもあると思います。
ただ、
「宇宙人侵略映画は、とにかく派手な映像と熱いバトルが観たい!」
という人には、かなり楽しめる作品です。
巨大な宇宙船、軍艦、ミサイル、未知の兵器、そして地球外生命体。
これでもかというほどSF映画の魅力を詰め込んだ、海上を舞台にした宇宙人侵略SFアクションです。
こんな人には特におすすめです。
- 人類VSエイリアンのガチバトルが観たい
- 軍艦や海軍が登場するSF映画が好き
- 浅野忠信が出演するハリウッド映画を観たい
- 細かいことは気にせず、ド派手なSFアクションを楽しみたい
そんな人には、ぜひ観てほしい一本です。
世界侵略:ロサンゼルス決戦
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開: 2011年(アメリカ)
上映時間: 116分
監督: ジョナサン・リーベスマン
脚本: クリストファー・バートリニー
出演: アーロン・エッカート、ミシェル・ロドリゲス、ニーヨ
あらすじ
1942年、ロサンゼルス上空で発光する謎の飛行物体をアメリカ空軍のレーダーが捉えます。
その後もブエノスアイレスやソウル、ロンドンなど、世界各地で未知の飛行物体が確認されますが、その正体は長らく謎のままでした。
そして2011年。
世界各地で確認されていた謎の飛行物体の正体が、ついに明らかになります。
それは、地球外生命体による侵略でした。
エイリアンたちは世界各地への攻撃を開始し、ロサンゼルスにも大量の侵略者が上陸。
海兵隊のマイケル・ナンツ軍曹(アーロン・エッカート)率いる部隊は、取り残された民間人を救出するため、壊滅状態となったロサンゼルスの市街地へ向かいます。
圧倒的な戦力を持つ未知の侵略者を相手に、海兵隊は生き残ることができるのか。
そして、人類はこの地球外生命体による侵略を食い止めることができるのでしょうか――。
見どころ・感想
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』は、宇宙人侵略映画でありながら、かなり戦争映画に近い作品です。
巨大宇宙船や派手なSF兵器が次々に登場するタイプではなく、ロサンゼルスの市街地を舞台に、海兵隊とエイリアンが激しい地上戦を繰り広げます。
そのため、
「宇宙人VS軍隊のリアルな戦闘が観たい!」
という人には楽しみやすい作品だと思います。
特に印象的なのが、エイリアンが海から次々と攻め上がってくるシーン。
突然始まった宇宙人による侵略に対して、軍隊が緊急展開していく様子は妙にリアルで、
「もし本当に地球外生命体が攻めてきたら、こんな感じになるのかもしれない」
と思わせる迫力があります。
本作のエイリアンは、いわゆるグレイ型の宇宙人とはかなり違った存在。
どちらかというと機械やロボットのような外見で、個人的には『ターミネーター』シリーズを少し思い出しました。
そして、この映画の大きな魅力が市街戦。
戦闘機同士の空中戦や巨大宇宙船同士の戦いではなく、海兵隊が銃を手にしてエイリアンと直接戦うため、かなり泥臭い戦闘が続きます。
弾丸が飛び交い、建物が破壊され、仲間が倒れていく。
まさに戦場そのものです。
また、単純に「地球を救う」という大きなテーマだけではなく、絶望的な状況でも仲間を見捨てず、民間人を救おうとする海兵隊員たちの姿も見どころ。
圧倒的に不利な状況でも任務を遂行しようとする彼らの姿には、かなり熱いものがあります。
宇宙人侵略映画というより、
「エイリアンを相手にした戦争映画」
として観ると、この作品の面白さが分かりやすいかもしれません。
個人的には、冒頭から一気に侵略が始まり、状況がどんどん悪化していく展開が好きです。
「一体何が起こっているんだ?」
と考える暇もなく戦場に放り込まれるような感覚があります。
ストーリー自体は比較的シンプルですが、その分、宇宙人侵略×軍事アクションという部分に集中して楽しめる作品です。
派手なSF映画というより、リアルな戦場の緊張感を味わいたい人向け。
「宇宙人が攻めてきたら軍隊はどう戦うのか?」
そんなシチュエーションが好きなら、チェックしておきたい宇宙人侵略SF映画です。
クローバーフィールド/HAKAISHA
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開: 2008年(アメリカ)
上映時間: 85分
監督: マット・リーヴス
脚本: ドリュー・ゴダード
出演: マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストマン
あらすじ
ニューヨークで開かれた送別パーティー。
日本への転属が決まったロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)のために、友人たちがサプライズパーティーを開いていました。
ところがその夜、突然、街を揺るがすような大きな爆発音が響き渡ります。
屋上へ出てみると、ニューヨークの街は一変。
建物が破壊され、炎が上がり、人々がパニックに陥っています。
一体、何が起こったのか――。
混乱する街を逃げ惑う中、ロブたちは巨大な謎の生命体がニューヨークを襲撃していることを知ります。
街は次々と破壊され、軍隊による反撃も始まります。
そんな極限状態の中、ロブは取り残された恋人を助けるため、友人たちとともに危険なニューヨークの街へ向かいます。
果たして彼らは、生きて街から脱出することができるのでしょうか――。
見どころ・感想
『クローバーフィールド/HAKAISHA』は、一般的な宇宙人侵略映画とは少し違った作品です。
最大の特徴は、ホームビデオで撮影された映像を見ているような「POV(主観映像)」形式で物語が進んでいくこと。
いわゆる「ファウンド・フッテージ」と呼ばれる手法で、観客自身がその場にいるような感覚を味わえる作品です。
巨大な宇宙船が空を覆うような『インデペンデンス・デイ』とは違い、本作では普通の人間の目線から宇宙人による襲撃を体験することになります。
突然、爆発が起こる。
街が破壊される。
人々が逃げ惑う。
何が起こっているのか分からない。
この「何も分からない」という状況が、逆に恐怖を増幅させています。
特に面白いのが、巨大生物の姿を最初からすべて見せないところ。
遠くに巨大な何かが見える。
ビルの向こう側で何かが動いている。
突然、目の前に現れる。
そんな断片的な映像によって、観ている側の想像力を刺激してきます。
そして、主人公たちが軍人ではなくごく普通の一般人というところもポイント。
宇宙人や巨大生物を倒すために戦うのではなく、
「とにかく生き残る」
ということが目的です。
この設定によって、一般的なSFアクション映画とは違った緊張感があります。
また、本作では巨大生物だけではなく、そこから派生する小型の謎の生物による恐怖も描かれています。
巨大生物によるパニックだけで終わらず、別の恐怖が次々と襲ってくるため、最後まで気が抜けません。
ただし、注意したいのがカメラの手ブレ。
かなり激しく揺れる映像が続くため、乗り物酔いしやすい人や、手ブレ映像が苦手な人は注意が必要です。
逆に、この映像表現が気にならない人なら、かなり臨場感のある映画として楽しめると思います。
個人的には、巨大生物の正体や目的をあえて詳しく説明しないところも好きです。
「一体こいつは何なんだ?」
「どこからやって来た?」
「なぜニューヨークを襲っている?」
そういった疑問を残したまま物語が進んでいくため、観終わったあともいろいろと想像してしまいます。
宇宙人侵略映画というと、
「人類VS宇宙人の大規模な戦争」
をイメージしがちですが、『クローバーフィールド/HAKAISHA』はその真逆。
「もし突然、正体不明の巨大生命体が街を襲ったら?」
という恐怖を、一般人の視点から体験させてくれる作品です。
大迫力の戦闘シーンを楽しむというより、パニック映画・モンスター映画・SFホラーとして観ると、より楽しめると思います。
「普通の人間が巨大な未知の生命体から逃げる映画が観たい」
「臨場感のある宇宙人侵略映画を観たい」
「巨大生物によるニューヨークのパニックを楽しみたい」
そんな人にはチェックしてほしい一本です。
10 クローバーフィールド・レーン
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★☆☆
映像:★★★★☆
公開: 2016年(アメリカ)
上映時間: 103分
監督: ダン・トラクテンバーグ
脚本: ジョシュ・キャンベル、マット・ストゥーケン、ダミアン・チャゼル
出演: メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガー・Jr.
あらすじ
ミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、車で移動中に事故を起こし、意識を失います。
目を覚ますと、そこは見知らぬ地下シェルター。
そこには、彼女を助けたと主張するハワード(ジョン・グッドマン)と、エメット(ジョン・ギャラガー・Jr.)という男性がいました。
ハワードによると、外の世界では何らかの大規模な攻撃が起こり、空気が汚染されているため、外へ出れば命がないとのこと。
しかし、ミシェルはハワードの言葉を簡単には信じることができません。
「本当に外の世界は汚染されているのか?」
「なぜ自分はここに閉じ込められているのか?」
疑念を抱きながらシェルターでの生活を続けるミシェル。
やがて、ハワードの言動に不審な点を感じ始め、ミシェルはシェルターからの脱出を決意します。
果たして、外の世界で本当に何が起こっているのか――。
そして、ミシェルが最後に目にするものとは?
見どころ・感想
『10 クローバーフィールド・レーン』は、前作『クローバーフィールド/HAKAISHA』を観た人ほど戸惑うかもしれない作品です。
というのも、物語の大部分が地下シェルターという密室空間で展開するからです。
「クローバーフィールドの続編なのに、巨大生物はどこ?」
と思いながら観ることになるかもしれません(笑)。
序盤から中盤にかけては、宇宙人侵略映画というよりも、密室サスペンス・心理スリラーといった雰囲気。
ミシェルを助けたハワードは、本当に彼女を救った善人なのか。
それとも、別の目的があるのか。
「外は危険だから出てはいけない」と繰り返すハワードの言葉を信じるべきなのか。
観ている側もミシェルと同じように、
「一体、何を信じればいいんだ?」
という状態に置かれます。
この疑心暗鬼にさせられる展開が、本作の大きな魅力です。
そして、物語が進むにつれてハワードの不審な言動が増えていきます。
命を救ってくれた恩人なのか。
それとも危険な人物なのか。
この判断が最後まで揺さぶられるため、かなり緊張感があります。
そして終盤。
ついにミシェルはシェルターの外へ出ることになります。
ここでようやく、
「なるほど、これがクローバーフィールドか!」
と思わせる展開が待っています。
前作を観ている人なら、ここでようやく「あの世界とつながった」と感じるはず。
ただし、ここまで来たところで映画は終了。
「えっ、ここからもっと観たいんだけど!」
と思ってしまうくらい、最後はあっさりしています(笑)。
そのため、
「クローバーフィールド=巨大生物が街を破壊する映画」
というイメージだけで観ると、少し肩透かしを食らうかもしれません。
一方で、ジャンルを限定せず、
「地下シェルターで何が起こっているのか分からない密室サスペンス」
として観れば、かなり楽しめる作品です。
個人的には、最後まで「ハワードは本当に何者なのか?」と疑いながら観る感覚が面白かったです。
宇宙人侵略映画としては前作ほどストレートではありませんが、SF・サスペンス・スリラー・エイリアン映画が好きなら、一風変わった作品として楽しめると思います。
サイン
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★☆
映像:★★★★☆
公開:2002年(アメリカ)上映時間:106分
監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
キャスト:メル・ギブソン、ホアキン・フェニックス、ローリー・カルキン、アビゲイル・ブレスリン
あらすじ
最愛の妻を突然の事故で亡くした元牧師のグラハム・ヘス(メル・ギブソン)は、神への信仰を失い、牧師を辞めて農夫として暮らしていました。
弟メリルと2人の子供たちとともに平穏な生活を送っていたある日、農場の巨大なトウモロコシ畑に奇妙なミステリー・サークルが出現します。
それをきっかけに、グラハムの周囲では不可解な出来事が次々と起こり始めます。
家の周辺で何者かの気配を感じたり、子供たちが奇妙なものを目撃したりする中、やがて世界各地でも同じような異変が発生していることが判明。
一連の出来事の背後にいるのは、果たして何者なのか?
そして、それは地球外生命体による地球侵略の始まりなのか――。
グラハムは家族を守るため、そして自分が失った「信じる心」と向き合うため、未知の存在に立ち向かうことになります。
見どころ・感想
『サイン』は、一般的な宇宙人侵略SF映画とは少し違ったアプローチが面白い作品です。
巨大な宇宙船が登場して、宇宙人と人類が大規模な戦争を繰り広げるタイプではありません。
むしろ、**「本当に宇宙人は地球へ来ているのか?」**という不気味な疑問を少しずつ積み重ねていく、SFミステリーやサスペンスに近い作品です。
特に印象に残るのが、農場に突然現れる巨大なミステリー・サークル。
何者が、何の目的でこんなものを作ったのか?
その答えが分からないからこそ、不気味さが増していきます。
そして個人的に一番印象に残っているのが、テレビのニュース映像に宇宙人らしき姿が一瞬だけ映るシーン。
ほんの一瞬しか姿を見せないのですが、これが妙に怖い。
はっきり姿を見せないことで、逆に「今のは何だったんだ?」と想像力をかき立てられます。
こうした未知の地球外生命体に対する恐怖を演出するのは、さすがM・ナイト・シャマランといったところでしょう。
また、この映画では「宇宙人が何のために地球へやって来たのか」という部分も、はっきりと説明されません。
そのため、
「そもそも、何の目的で地球に来たの?」
という疑問は残ります(笑)。
ただ、そこを細かく考えすぎず、**「正体不明の宇宙人が身近に迫っているかもしれない」**という恐怖を楽しむ映画として観ると、なかなか面白い作品です。
そして、物語のテーマとして重要なのが**「サイン」**というタイトルそのもの。
一見すると意味のない出来事に思えていたものが、物語が進むにつれて少しずつ意味を持ち始めます。
宇宙人の侵略だけを描いたSF映画ではなく、家族、信仰、喪失、そして「偶然に見える出来事には意味があるのではないか」というテーマが絡んでくるところも、この作品の特徴です。
個人的には、宇宙人そのものよりも、**「何かが起きているのに、その正体が分からない」**という序盤から中盤にかけての不安感が好きでした。
「宇宙人侵略映画は派手な戦闘シーンがないと物足りない!」
という人には少し違うかもしれません。
逆に、
「怖い宇宙人映画が観たい」
「未知の地球外生命体をテーマにしたSF映画が観たい」
「宇宙人侵略を題材にしたサスペンス映画が観たい」
という人には、一味違った作品として楽しめると思います。
ちなみに、作中では宇宙人の弱点についても意外な展開が待っています。
「そんな弱点なのか!」と思ってしまう部分ではありますが、こうしたツッコミどころも含めて楽しむのが『サイン』の魅力かもしれません(笑)。
派手な宇宙船や大規模な戦争ではなく、**「もしかしたら、すでに宇宙人は地球に来ているのでは?」**と思わせる不気味さ。
そんなタイプの宇宙人侵略SF映画・エイリアン映画を探しているなら、チェックしてみてほしい一本です。
宇宙戦争
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開:2005年(アメリカ)上映時間:116分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ジョシュ・フリードマン、デヴィッド・コープ
キャスト:トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ジャスティン・チャットウィン
あらすじ
アメリカのある町で、突然、空から激しい稲妻が何度も地上へ落ちるという異変が起こります。
港湾労働者として暮らすレイ(トム・クルーズ)は、元妻から預かっていた息子ロビーと娘レイチェルとともに、その異変を目撃します。
すると次の瞬間、地面から巨大な機械が姿を現します。
それは、**「トライポッド」**と呼ばれる巨大な三脚型の戦闘兵器。
圧倒的な破壊力を持つトライポッドは、街を次々と破壊し、人々を容赦なく襲撃していきます。
正体は、地球外からやって来た宇宙人による侵略でした。
軍隊の攻撃すら通用せず、街は瞬く間にパニック状態へ。
レイは子供たちを守るため、迫り来る宇宙人から逃げながら、安全な場所を求めて避難を続けます。
果たして人類は、この圧倒的な科学力を持つ地球外生命体に対抗することができるのか?
そして、レイは子供たちを無事に守り抜くことができるのでしょうか――。
見どころ・感想
『宇宙戦争』は、スティーヴン・スピルバーグ監督×トム・クルーズという豪華な組み合わせで描かれる宇宙人侵略SF映画です。
ただし、いわゆる「人類VS宇宙人」の大規模な戦争映画を期待すると、少しイメージが違うかもしれません。
この作品で描かれるのは、むしろ**「宇宙人に侵略された一般人が、必死に逃げ延びる恐怖」**です。
巨大なトライポッドが街に現れた瞬間から、日常が一気に崩壊していきます。
昨日まで普通に生活していた街が、突然戦場になる。
警察も軍隊も機能しなくなり、人々はパニック状態に陥って逃げ惑います。
この「突然、世界が終わるかもしれない」という感覚が非常にリアルです。
特に印象的なのが、トライポッドの造形と動き。
巨大な三本足で街を歩き回り、強力な兵器で人間を次々と追い詰めていく姿は、かなりの迫力があります。
「こんなものが突然街に現れたら、逃げるしかないだろ……」
と思ってしまうほど。
宇宙人の姿を前面に出すというより、巨大な侵略兵器で人類を追い詰めていく演出が、この映画の恐怖を際立たせています。
そして、この作品でもう一つ面白いのが、人類側が圧倒的に弱いということ。
普通のSF映画なら、
「人類が総力を結集して宇宙人に反撃!」
という展開になりそうなところですが、『宇宙戦争』ではそう簡単にはいきません。
軍隊が攻撃してもトライポッドにはなかなか通用せず、人類はひたすら逃げ続けることになります。
この「どうやって勝つの?」という絶望感が、作品全体の緊張感につながっています。
また、個人的に気になったのが、レイと子供たちの関係。
特に息子のロビーは、とにかく父親の言うことを聞かない(笑)。
「今そんなことしてる場合じゃないだろ!」
と、観ている側が何度もツッコミを入れたくなります。
ただ、宇宙人による侵略という極限状態の中で、親子が逃げ続けることで、少しずつ関係が変化していくところは見どころの一つ。
単なる宇宙人侵略映画ではなく、家族を守ろうとする父親の姿を描いたサバイバル映画としても楽しめます。
そして、個人的に印象的だったのが、逃げ場を失った人間たちの恐ろしさ。
宇宙人だけが怖いわけではありません。
極限状態になると、人間同士の争いも起こります。
「宇宙人に襲われる恐怖」と「追い詰められた人間の恐怖」。
この2つが同時に描かれているところも、本作の面白いところです。
ただ、最後の展開については、
「結局そこが弱点なのか!」
と思ってしまう人もいるかもしれません(笑)。
圧倒的な科学力を持つ宇宙人が、人類を一方的に追い詰めていたにもかかわらず、意外なところから決着がつく展開は、少し拍子抜けする部分もあります。
とはいえ、**「宇宙人が本気で地球を侵略したら、人類はどうなるのか?」**という恐怖をかなりリアルに描いた作品です。
巨大な宇宙船が空を埋め尽くすタイプの侵略映画とは違い、こちらは**「突然現れた未知の地球外生命体から逃げ続ける」**という恐怖が魅力。
「派手な宇宙人侵略SF映画が観たい」
「トライポッドの迫力を楽しみたい」
「宇宙人に追い詰められる人類の恐怖を味わいたい」
「トム・クルーズ主演のSF映画が観たい」
そんな人には、ぜひチェックしてほしい一本です。
カウボーイVSエイリアン
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★★☆
映像:★★★★☆
公開:2011年(アメリカ)上映時間:118分
監督:ジョン・ファヴロー
脚本:アレックス・カーツマン、デイモン・リンデロフ、ロベルト・オーチー
キャスト:ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド
あらすじ
西部開拓時代のアメリカ。
砂漠で目を覚ました男(ダニエル・クレイグ)は、自分が何者なのか、そしてなぜそこにいるのかという記憶を失っていました。
唯一の手掛かりは、片腕にはめられた謎の金属製の腕輪。
やがて男は、アブソリューションという町へたどり着きます。
しかし、そこではダラーハイド大佐(ハリソン・フォード)が町を支配しており、男は歓迎されません。
そんな中、突然、空から謎の飛行物体が現れます。
そして町の人々が目にしたのは、銃や馬では到底太刀打ちできない未知の存在――エイリアンでした。
西部劇の世界に、まさかの地球外生命体が襲来。
カウボーイたちは銃を手に取り、宇宙人による侵略に立ち向かうことになります。
果たして、銃と馬しかない西部開拓時代の人類は、圧倒的な科学力を持つエイリアンに勝つことができるのでしょうか――。
見どころ・感想
タイトルを見れば一発で内容が分かります。
「カウボーイ VS エイリアン」
その名の通り、西部劇と宇宙人侵略SFを合体させた異色の映画です。
「なぜ西部劇とエイリアンを組み合わせたんだ……?」
と思ってしまいますが、これが意外と成立しています(笑)。
まず注目したいのが、出演者の豪華さ。
主演は『007』シリーズで知られるダニエル・クレイグ。
さらにハリソン・フォードまで出演しています。
タイトルだけ見るとB級SF映画のような雰囲気がありますが、実際にはかなりの大作。
西部劇の荒野を舞台に、銃を持ったカウボーイたちが宇宙人と戦うという、かなり大胆な設定になっています。
そして何より面白いのが、西部開拓時代の人間が地球外生命体と戦うというところ。
現代のような戦闘機もミサイルもありません。
当然、エイリアンの高度なテクノロジーに対抗できるような兵器もありません。
そんな状況で、カウボーイたちは銃を手にして宇宙人へ立ち向かいます。
「その装備で宇宙人と戦うのか!」
と思わずツッコミたくなりますが、この無茶苦茶な組み合わせこそ本作の魅力です。
また、ハリソン・フォード演じるダラーハイド大佐にも注目。
町を支配する強烈な人物として登場するため、エイリアンだけでなく人間同士の対立も物語を盛り上げます。
西部劇らしい銃撃戦と、SF映画らしい未知の兵器による戦闘が同時に楽しめるのもポイントです。
ただ、個人的に宇宙人については、
「地球まで来られるほどの技術があるのに、意外と弱くない?」
と思ってしまいました(笑)。
宇宙を移動できるほどの高度な科学力を持つ地球外生命体なのに、西部開拓時代の人間たちを相手に苦戦するというのは、なかなか不思議なところです。
とはいえ、細かいことを考えすぎると、この映画は楽しめません。
「カウボーイがエイリアンと戦う!」
これだけで十分です(笑)。
西部劇が好きな人、SF映画が好きな人、そして普通とはちょっと違う宇宙人侵略映画を観たい人には、かなり変わり種の一本。
「人類VS宇宙人」という王道の構図を、西部開拓時代という舞台で楽しめるのが、この映画ならではの面白さです。
「普通のエイリアン映画には飽きた」
「西部劇とSF映画を一緒に楽しみたい」
「宇宙人侵略をテーマにした変わった映画が観たい」
そんな人は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
エイリアンシリーズ
エイリアン
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★☆
映像:★★★★★
公開:1979年(アメリカ)上映時間:117分
監督:リドリー・スコット
脚本:ダン・オバノン
キャスト:シガニー・ウィーバー、トム・スケリット、ジョン・ハート、イアン・ホルム
あらすじ
地球へ帰還する途中だった宇宙貨物船ノストロモ号は、謎の信号を受信します。
会社からの指示を受け、乗組員たちは信号の発信源とみられる未知の惑星へ向かうことに。
そこで彼らが発見したのは、巨大な異星人の宇宙船でした。
船内を探索すると、そこには無数の奇妙な卵が並んでいます。
そして、その卵の一つから飛び出した謎の生物が、乗組員のケインの顔に張り付いてしまいます。
ケインを船内へ連れ戻したノストロモ号は再び航行を開始しますが、乗組員たちはまだ知りませんでした。
ケインの体内に、恐ろしい異星生命体が寄生していることを――。
やがてケインの体を突き破って姿を現した生物は、驚異的なスピードで成長。
そして、宇宙船という逃げ場のない密室の中で、乗組員たちを一人ずつ襲い始めます。
果たして乗組員たちは、正体不明の地球外生命体から生き残ることができるのか――。
見どころ・感想
『エイリアン』は、1979年に公開されたSFホラー映画の金字塔です。
宇宙人が地球を大規模に侵略するタイプの映画とは少し違いますが、未知の地球外生命体に人間が襲われる恐怖という意味では、宇宙人・エイリアン映画を語るうえで外せない作品です。
最大の魅力は、なんといっても閉鎖された宇宙船の中でエイリアンに追い詰められる恐怖。
地球から遠く離れた宇宙空間。
助けを呼ぶこともできない。
逃げ場もない。
そんな極限状態の中に、どこに潜んでいるのか分からない未知の生命体がいる。
これだけでも怖いですよね。
しかも、エイリアンの姿を最初からすべて見せるわけではありません。
暗闇の中で何かが動く。
物音がする。
乗組員が一人ずつ姿を消していく。
「次は誰が襲われるのか?」
という緊張感が最後まで続きます。
そして、エイリアンそのもののデザインも非常に印象的。
細長い頭部や鋭い歯、異様な身体つきなど、これまでのSF映画に登場する「宇宙人」とは一線を画す不気味な存在として描かれています。
さらに恐ろしいのが、その生命力と身体能力。
人間とは比較にならないほど強く、しかも暗闇に紛れて乗組員を襲います。
正面から戦えば勝てるような相手ではありません。
だからこそ、乗組員たちは知恵を絞りながら生き残ろうとします。
そして、この作品を語るうえで欠かせないのが、シガニー・ウィーバー演じるリプリー。
シリーズを代表する主人公として、エイリアンに立ち向かっていく姿は必見です。
個人的には、派手な戦闘シーンよりも、
「宇宙船のどこかにエイリアンが潜んでいる」
という状況そのものが怖い作品だと思います。
今でこそ「エイリアン映画」というジャンルは珍しくありませんが、1979年当時にこの世界観を作り上げたことを考えると、その完成度には驚かされます。
また、宇宙船の内部デザインや照明など、全体的に暗く重厚な雰囲気なのも特徴。
単なるSFアクション映画ではなく、SFとホラーを融合させた作品として非常に完成度が高いです。
ちなみに、本作のエイリアンは「地球へ侵略しに来た宇宙人」というより、未知の惑星に存在していた危険な生命体という描かれ方。
そのため、今回の記事のテーマである**「宇宙人侵略映画」からは少し外れる部分もあります。**
それでも、
「未知の地球外生命体が人間を襲うSF映画」
という意味では、絶対に外せない一本だと思い、今回の16作品に加えました。
「怖いエイリアン映画が観たい」
「SFホラーの名作を観たい」
「宇宙船を舞台にしたサバイバル映画が好き」
「地球外生命体が登場するSF映画を探している」
そんな人には、ぜひ観てほしい作品です。
40年以上前の映画ですが、今観ても「宇宙のどこかに、こんな生命体が本当に存在したら……」と思わせる不気味さがあります。
宇宙人・地球外生命体を題材にしたSF映画の原点の一つとして、一度は観ておきたい名作です。
エイリアン2
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開:1986年(アメリカ)上映時間:137分
監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
キャスト:シガニー・ウィーバー、マイケル・ビーン、ランス・ヘンリクセン
あらすじ
前作『エイリアン』で、宇宙貨物船ノストロモ号の乗組員を襲った恐ろしい地球外生命体。
唯一の生存者となったリプリーは、長い眠りについたまま宇宙を漂っていました。
そして57年後、ようやく救助されます。
目を覚ましたリプリーは、エイリアンの存在とその危険性を訴えますが、誰も彼女の話を信じようとはしません。
ところが、その後、エイリアンが潜んでいた惑星LV-426には、すでに人類の植民地が作られていることが判明。
さらに、その植民地との連絡が突然途絶えてしまいます。
リプリーの恐れていたことが、再び現実になったのです。
リプリーは宇宙海兵隊とともに、調査・救出のためLV-426へ向かうことになります。
しかし、そこで待ち受けていたのは、前作で遭遇したエイリアンとは比較にならないほどの数の地球外生命体でした。
果たしてリプリーたちは、エイリアンの巣窟と化した惑星から生還できるのでしょうか――。
見どころ・感想
『エイリアン2』は、前作『エイリアン』のSFホラーから大きく方向性を変えた作品です。
前作が「一匹の未知の生命体に宇宙船の中で追い詰められる恐怖」だったのに対し、本作は、
「大量のエイリアンVS宇宙海兵隊」
という、まさにSFアクション映画になっています。
個人的には、このシリーズの中でも特にお気に入りの一本です。
何が凄いかというと、とにかくエイリアンの数が多い(笑)。
前作では、どこに潜んでいるのか分からない恐怖が魅力でした。
ところが今回は、姿を隠しているどころか、大量のエイリアンが一気に襲いかかってきます。
銃を撃ちまくる宇宙海兵隊。
逃げ惑う人々。
そして、四方八方から迫ってくる地球外生命体。
この圧倒的な物量による戦闘シーンは、現在観ても迫力があります。
さらに、前作から引き続き登場するリプリーの存在も大きな見どころ。
一度エイリアンの恐怖を経験した彼女だからこそ、今回の事件の危険性を誰よりも理解しています。
しかし、周囲の人間からはなかなか信じてもらえません。
「本当にあの化け物がいる」
と訴えても、誰も本気にしてくれない。
このもどかしさも物語を面白くしています。
そして、エイリアンの巣へ向かった宇宙海兵隊が、徐々に追い詰められていく展開も見どころ。
最初は最新装備を持った精鋭部隊なので、
「これならエイリアンなんて余裕じゃない?」
と思ってしまいます。
ところが、そう簡単にはいきません。
未知の地球外生命体は、人類の想像をはるかに超える方法で襲いかかってきます。
軍事力では圧倒的に有利なはずの人類が、次第に追い詰められていく。
この**「人類の科学力VS未知の生命体」**という構図が非常に面白いです。
また、本作ではエイリアンの生態についても前作以上に描かれています。
単なる一匹の怪物ではなく、群れとして行動する存在として描かれることで、より恐ろしい敵になっています。
そして終盤のリプリーとエイリアンの対決は、本作最大の見どころの一つ。
単純な「人類VS宇宙人」という戦いだけではなく、リプリー自身の強い意志や、守ろうとするものが物語を大きく動かしていきます。
前作の静かな恐怖とは対照的に、こちらは派手な銃撃戦・爆発・エイリアンとの肉弾戦など、SFアクション映画としての魅力が満載。
「エイリアン映画=怖い」というイメージだけで敬遠している人にも、一度観てほしい作品です。
もちろんホラー要素もありますが、それ以上に、
「宇宙海兵隊がエイリアンの大群と戦う!」
という爽快感があります。
今回の記事のテーマである「宇宙人侵略映画」という意味でも、前作よりこちらのほうが人類と地球外生命体の戦いを強く感じられる作品です。
「大量のエイリアンと人類の戦闘が観たい」
「SFアクション映画が好き」
「宇宙海兵隊VS地球外生命体の戦いを観たい」
「迫力のあるエイリアン映画を探している」
そんな人には、かなりおすすめしたい一本。
前作『エイリアン』が「恐怖」なら、『エイリアン2』は**「戦争」**。
同じエイリアンシリーズでも、ここまで作品の雰囲気が変わるのかと驚かされる作品です。
エイリアン3
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★☆☆
映像:★★★★☆
公開:1992年(アメリカ)上映時間:115分
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:デヴィッド・ガイラー、ウォルター・ヒル、ラリー・ファーガソン
キャスト:シガニー・ウィーバー、チャールズ・S・ダットン、チャールズ・ダンス
あらすじ
『エイリアン2』でエイリアンの巣窟と化した惑星LV-426から生還したリプリー。
宇宙海兵隊とともに壮絶な戦いを繰り広げ、ようやく逃げ出すことに成功しました。
しかし、安心できたのも束の間。
リプリーが乗っていた宇宙船で事故が発生し、彼女は小型の脱出艇に乗って未知の惑星へ流れ着いてしまいます。
そこにあったのは、重犯罪者たちが収容されている刑務所惑星。
武器もほとんどなく、外部から孤立した閉鎖的な環境です。
ところが、そんな場所に再び恐ろしい存在が現れます。
そう、エイリアンです。
刑務所内で次々と起こる不可解な殺人事件。
やがて、それがエイリアンによるものだと判明します。
しかし、今回の敵は前作までとは少し違う姿をしていました。
狭く入り組んだ施設の中を高速で動き回り、囚人たちを次々と襲っていくエイリアン。
しかも、刑務所にはエイリアンと戦うための十分な武器がありません。
逃げ場のない閉鎖空間で、リプリーたちは再び地球外生命体と戦うことになります。
果たしてリプリーは、エイリアンから生き残ることができるのでしょうか――。
見どころ・感想
『エイリアン3』は、『エイリアン2』のような派手なSFアクション映画というより、初代『エイリアン』に近い恐怖と緊張感を楽しめる作品です。
『エイリアン2』では、
「宇宙海兵隊VS大量のエイリアン」
という大規模な戦闘が描かれました。
それに対して『エイリアン3』は、
「武器を持たない人間VS一匹のエイリアン」
という、よりシンプルで絶望的な構図になっています。
舞台となるのは、外部から隔離された刑務所施設。
→逃げ場がない
→武器がほとんどない
→助けを呼ぶこともできない
→その中にエイリアンがいる
という、かなり厳しい状況です。
これだけでも、かなり怖い(笑)。
特に面白いのが、エイリアンの存在をすぐに確認できないところ。
暗い施設の中で物音が聞こえる。
誰かが突然襲われる。
しかし、どこにエイリアンがいるのか分からない。
そんな状況が続くため、
「次は誰が襲われるのか?」
という緊張感が常にあります。
前作『エイリアン2』のように銃を撃ちまくる爽快感はありません。
その代わり、
「いつエイリアンが現れるのか分からない」
という初代『エイリアン』に近い恐怖を味わえます。
そして、本作でもリプリーはエイリアンと戦うことになります。
これまで何度も地球外生命体と遭遇してきたリプリーですが、今回もまた過酷な運命に巻き込まれていきます。
しかも今回は、宇宙海兵隊のような強力な仲間もいません。
頼れるのは、ほとんど自分自身だけ。
→武器がない
→仲間も十分な戦闘能力を持っていない
→閉鎖された施設から逃げられない
→それでもエイリアンと戦わなければならない
この絶望的な状況が、本作の大きな見どころです。
また、『エイリアン3』では、エイリアンの動きにも注目です。
前作までとは違ったデザインや動きを見せるエイリアンが、暗い施設内を素早く移動します。
正面から撃ち合うのではなく、
「人間が逃げる → エイリアンが追ってくる」
という展開が中心になるため、まるで巨大な鬼ごっこを見ているような恐怖があります。
そして、監督を務めたのは、後に『セブン』や『ファイト・クラブ』などを手掛けるデヴィッド・フィンチャー。
全体的に暗く、重苦しい雰囲気が漂っており、シリーズの中でも特にダークな作品になっています。
『エイリアン2』のような派手なSFアクションを期待すると、少し違った印象を受けるかもしれません。
しかし、
「閉鎖空間でエイリアンに追い詰められる恐怖」
という点では、かなり楽しめる作品です。
今回の記事のテーマである「宇宙人侵略映画」という意味では、大規模な侵略戦争が描かれる作品ではありません。
ただし、地球外生命体が人間を襲う恐怖という意味では、エイリアンシリーズならではの魅力があります。
「初代『エイリアン』のようなホラー要素が好き」
「閉鎖空間で追い詰められる映画が好き」
「エイリアンシリーズを順番に観たい」
「ダークで重厚なSF映画が観たい」
そんな人にはチェックしてほしい一本です。
『エイリアン2』が「戦争」なら、『エイリアン3』は**「追跡と恐怖」**。
派手な戦闘よりも、逃げ場のない場所でエイリアンに追い詰められる緊張感を楽しむ作品です。
エイリアン4
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★☆☆
映像:★★★★☆
公開:1997年(アメリカ)上映時間:109分
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
脚本:ジョス・ウェドン
キャスト:シガニー・ウィーバー、ウィノナ・ライダー、ロン・パールマン
あらすじ
前作『エイリアン3』から200年後。
リプリーは、すでにこの世を去っていました。
しかし、人類はリプリーのDNAを使い、軍事研究によって彼女をクローンとして復活させます。
そして、その目的はリプリー自身ではありません。
リプリーの体内に残されていた、エイリアンの遺伝子を利用することでした。
研究施設では、リプリーのクローンからエイリアンを取り出し、軍事利用するための実験が進められていたのです。
やがて実験は成功。
しかし、研究者たちはエイリアンの恐ろしさを完全には理解していませんでした。
成長したエイリアンたちは研究施設から脱走。
宇宙船「オーリガ号」の中で、乗組員たちを次々と襲い始めます。
そんな中、クローンとして蘇ったリプリーにも、少しずつ異変が現れます。
→自分の中にエイリアンの遺伝子がある
→エイリアンに対して不思議な感覚を持っている
→そして、人間ともエイリアンとも違う存在になっていく
果たしてリプリーは、再びエイリアンと戦うことになるのでしょうか。
そして、軍事利用のために生み出されたエイリアンは、人類を再び脅かす存在になってしまうのでしょうか――。
見どころ・感想
『エイリアン4』は、これまでのシリーズとは少し違った方向性を持つ作品です。
『エイリアン』
→SFホラー
『エイリアン2』
→SFアクション
『エイリアン3』
→閉鎖空間での恐怖
そして『エイリアン4』は、
「エイリアンと人間の境界」
が大きなテーマになっています。
特に面白いのが、リプリー自身の変化です。
クローンとして蘇ったリプリーは、以前のリプリーとはどこか違っています。
人間なのか?
それともエイリアンなのか?
物語が進むにつれて、そんな疑問を感じさせる存在になっていきます。
そして、エイリアンを軍事利用しようとする人間たちの存在も重要です。
これまでのシリーズでも、人間側がエイリアンを利用しようとする描写はありました。
しかし本作では、それがさらにエスカレート。
「地球外生命体を兵器として利用できるのではないか?」
という、人類の欲望が悲劇を引き起こしていきます。
もちろん、そんな計画が簡単に成功するわけがありません。
エイリアンが研究施設から逃げ出すと、
→エイリアンが暴走
→宇宙船内がパニックになる
→乗組員が次々と襲われる
→人類が自ら生み出した怪物に追い詰められる
という、シリーズらしい展開へ突入します。
本作では、エイリアンのビジュアルも大きな見どころ。
1997年公開ということもあり、現在のCG映像と比べると古さを感じる部分はあります。
それでも、実物大のセットや特殊効果などを組み合わせた映像には独特の迫力があります。
特にエイリアンが人間を襲うシーンは、シリーズらしい不気味さがあります。
そして、本作ならではの注目ポイントが、リプリーとエイリアンの関係。
これまでの作品では、
リプリーVSエイリアン
という明確な対立がありました。
しかし今回は、
リプリーは人間なのか?
それともエイリアンなのか?
という新しい要素が加わっています。
この設定によって、単純な「人類VS地球外生命体」という構図ではなくなっているのが面白いところです。
また、個性的な宇宙船乗組員たちも本作の魅力。
ならず者のようなメンバーが集まった宇宙船のクルーたちが、突然エイリアンと遭遇することで、物語は一気に緊張感を増していきます。
特にロン・パールマン演じるジョナーなど、クセの強いキャラクターが多く、これまでのシリーズとは違った雰囲気を楽しめます。
さらに、エイリアンシリーズではおなじみの、
「人類が未知の生命体を利用しようとして、逆に利用されてしまう」
という皮肉も健在。
人類が自らの科学力によってエイリアンを生み出し、その結果として危険な生命体を解き放ってしまう。
これは今回の記事のテーマである**「人類VS地球外生命体」**を考えるうえでも、興味深いポイントです。
『エイリアン4』は、前作までとは違った雰囲気の作品ですが、
「エイリアンシリーズを最後まで観たい」
「人間と地球外生命体の境界を描いたSF映画が好き」
「宇宙船内で繰り広げられるエイリアンとの戦いが観たい」
「少し変わったエイリアン映画を観てみたい」
という人にはおすすめです。
『エイリアン3』が「恐怖」なら、『エイリアン4』は**「人間とエイリアンの融合」**。
シリーズの中でもかなり異色の作品ですが、リプリーとエイリアンの関係に新しい展開を加えた作品として楽しめます。
プロメテウス
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★★☆
映像:★★★★★
公開:2012年(アメリカ・イギリス)上映時間:124分
監督:リドリー・スコット
脚本:ジョン・スペイツ、デイモン・リンデロフ
キャスト:ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン
あらすじ
2089年。
考古学者のエリザベス・ショウとチャーリー・ホロウェイは、世界各地に残された古代遺跡から、ある共通した図を発見します。
それは、はるか昔に存在した文明が残したと思われる、謎の星図でした。
しかも、その星図は地球から遠く離れた惑星を示していたのです。
「人類を生み出した存在が、そこにいるのではないか?」
そう考えたショウたちは、巨大企業ウェイランド社の支援を受け、宇宙船「プロメテウス号」で未知の惑星へ向かいます。
そして2093年。
プロメテウス号は、目的地である惑星LV-223へ到着。
そこには、人類がこれまで見たこともない巨大な建造物が存在していました。
→なぜ、こんな建造物が存在するのか?
→誰が作ったのか?
→そして、なぜ地球へ星図を残したのか?
調査を進めるショウたちは、やがて恐ろしい事実にたどり着きます。
そこには、人類の起源だけではなく、人類そのものを脅かす危険な生命体が存在していたのです。
未知の惑星で次々と起こる不可解な出来事。
そして、調査隊のメンバーたちは、想像をはるかに超える存在と遭遇することになります。
果たして、人類を生み出した存在とは何者なのか。
そして、彼らは人類に何をもたらそうとしているのでしょうか――。
見どころ・感想
『プロメテウス』は、『エイリアン』シリーズの生みの親であるリドリー・スコット監督が再び手掛けたSF映画です。
本作の大きな魅力は、単純な「宇宙人VS人類」の戦いだけではありません。
テーマとなっているのは、
「人類はどこから来たのか?」
という、人類の起源にまつわる壮大な謎です。
古代遺跡に残された星図を手がかりに、はるか遠くの惑星へ向かう人類。
そこで待っていたのは、未知の文明と生命体でした。
→人類を作った存在を探す
→未知の惑星へ到着する
→謎の建造物を発見する
→そこで恐ろしい生命体と遭遇する
この流れが非常にワクワクします。
特に印象的なのが、未知の惑星を舞台にした映像。
広大な宇宙空間。
巨大な宇宙船。
人類が初めて足を踏み入れる惑星。
そして、そこに存在する巨大な建造物。
映像のスケールが大きく、**「未知の惑星を探索している」**というSF映画ならではのロマンを感じさせてくれます。
そして、本作では人類よりはるかに進んだ科学力を持つ存在が登場します。
その存在が人類にとって、
「創造主」なのか?
「敵」なのか?
それとも別の目的を持っているのか?
という謎が、物語を引っ張っていきます。
個人的に面白いと思うのが、ここ。
人類は自分たちよりはるかに進んだ文明を求めて宇宙へ向かいます。
ところが、実際に未知の存在を発見すると、
「人類が相手にしているのは、自分たちより圧倒的に上の存在なのでは?」
という恐怖が出てきます。
これは、今回の記事のテーマである**「圧倒的な科学力を持つ宇宙人が地球にやってきたら?」**という話にもつながります。
人類が宇宙へ進出できるほどの科学力を持っていたとしても、それをはるかに上回る文明が存在していたら――。
そう考えると、かなり恐ろしいですよね。
さらに、本作では人間だけでなく、アンドロイドのデヴィッドも重要な役割を果たします。
マイケル・ファスベンダーが演じるデヴィッドは、人間そっくりの外見を持ちながら、人間とは異なる存在。
彼の行動や考え方にも注目すると、より深く楽しめる作品になっています。
また、『エイリアン』シリーズにつながる要素が随所に登場するのもポイント。
「これって、もしかしてエイリアンシリーズにつながっている?」
と思わせる場面があり、シリーズファンなら思わずニヤリとしてしまいます。
ただし、『プロメテウス』は単純なエイリアン映画ではありません。
SFミステリー+宇宙探索+ホラー
という要素が組み合わさった作品です。
そのため、
「宇宙人侵略映画を観たい!」
という人にとっては、少し違ったタイプの作品かもしれません。
しかし、
「人類の起源を描いたSF映画が観たい」
「未知の惑星を探索する映画が好き」
「地球外生命体や宇宙文明の謎に興味がある」
「エイリアンシリーズの世界観をもっと深く知りたい」
という人には楽しめる一本です。
そして何より、映像が素晴らしい。
2012年の映画とは思えないほど壮大な宇宙空間や未知の惑星が描かれており、SF映画としての映像美はかなりのものです。
『エイリアン』が「未知の生命体への恐怖」なら、『プロメテウス』は**「未知の文明への探究」**。
そして、その先に待っていたのは、人類が決して触れてはいけなかったかもしれない秘密でした。
エイリアン:コヴェナント
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★★☆
映像:★★★★★
公開:2017年(アメリカ・イギリス)上映時間:122分
監督:リドリー・スコット
脚本:ジョン・ローガン、ダンテ・ハーパー
キャスト:マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン、ビリー・クラダップ
あらすじ
2104年。
約2,000人の入植者と1,000体以上の人工冬眠用胚を乗せた宇宙船「コヴェナント号」が、遠く離れた惑星を目指して航行していました。
目的は、新たな惑星に人類の植民地を作ること。
しかし、航行中にコヴェナント号は予期せぬ事故に遭遇します。
船が大きなダメージを受けたことで、乗組員たちは人工冬眠から目を覚ますことになります。
そして、その直後に謎の信号を受信。
その信号を発信していたのは、目的地とは別の未知の惑星でした。
調査のために惑星へ降り立った乗組員たちは、そこが人類が暮らせそうな環境であることに気づきます。
→地球に似た環境
→豊かな自然
→人類が暮らせそうな大気
「ここなら、新たな故郷にできるのでは?」
そう考えた彼らは、惑星の探索を開始します。
しかし、その判断が悲劇の始まりでした。
惑星には、人類の想像を超える危険な存在が潜んでいたのです。
さらに、そこで彼らが出会ったのは、かつて「プロメテウス号」に乗っていたアンドロイド、デヴィッドでした。
デヴィッドはいったい、この惑星で何をしていたのか?
そして、ここで生み出された恐ろしい生命体とは何なのか?
乗組員たちは次々と地球外生命体の襲撃を受け、生き残るための戦いを強いられていきます。
果たして彼らは、未知の惑星から無事に脱出できるのでしょうか――。
見どころ・感想
『エイリアン:コヴェナント』は、『プロメテウス』の物語を引き継ぎながら、より「エイリアン」らしい恐怖を前面に押し出した作品です。
前作『プロメテウス』では、
「人類はどこから来たのか?」
という謎が大きなテーマでした。
それに対して本作では、
「あの恐ろしいエイリアンは、どのように生まれたのか?」
という部分に踏み込んでいきます。
そして、この物語で重要な存在となるのがアンドロイドのデヴィッド。
人間そっくりの姿をしている彼ですが、人間とは異なる価値観を持っています。
さらに、デヴィッドが未知の生命体に対して何を考えているのかが、本作の大きなポイント。
→人類は生命を作り出す
→人類によってアンドロイドが作られる
→アンドロイドが生命体を作り出そうとする
というように、**「創造する側と創造される側」**という関係が複雑に描かれています。
このテーマは『プロメテウス』から続いている重要な部分です。
そして、エイリアンが登場してからは、一気に緊張感が高まります。
未知の惑星に降り立った乗組員たちは、そこで謎の生命体に襲われることに。
しかも、相手は人類の常識がまったく通用しない地球外生命体。
→どこから襲ってくるか分からない
→非常に高い身体能力を持っている
→人間を簡単に殺してしまう
→しかも、まだ生態のすべてが分からない
そんな存在に追い詰められていきます。
特に、最初の襲撃シーンはかなり衝撃的。
一瞬の油断から乗組員たちが次々と襲われ、状況が一気に崩れていきます。
「何かおかしい」と気づいたときには、すでに手遅れ。
このスピード感のある展開は、まさにエイリアンシリーズらしい恐怖です。
また、本作では美しい惑星の風景と恐ろしい生命体とのギャップも印象的。
一見すると、
「こんな美しい惑星なら、人類の新しい故郷にできそう」
と思ってしまいます。
ところが、そこには人類にとって危険な存在が潜んでいる。
この、
「美しい惑星=安全とは限らない」
というところがSF映画として面白い部分です。
そして、何より注目したいのが、シリーズの中でも特に重要な存在であるゼノモーフ。
『エイリアン』を代表するあの恐ろしい生命体が登場し、シリーズファンにはたまらない展開になっています。
『プロメテウス』よりも、はっきりと「エイリアン映画」として楽しめる作品です。
一方で、本作は単純な「人類VSエイリアン」だけの映画ではありません。
デヴィッドの存在によって、
「生命を作るとは何なのか?」
というSF的なテーマも描かれています。
人類が生み出した人工知能。
その人工知能がさらに生命を生み出そうとする。
そして、その結果として誕生したのが、人類にとって恐ろしい存在だったとしたら――。
そんな展開を考えると、かなり怖いですよね。
今回の記事のテーマである**「宇宙人侵略映画」**という視点でも、地球外生命体の恐ろしさを存分に感じられる作品です。
ただし、『インデペンデンス・デイ』のような大規模な宇宙人侵略とは違い、こちらは少人数の人間が未知の生命体に襲われるタイプ。
**「人類VS宇宙人の大規模戦争」**ではなく、
「未知の惑星で地球外生命体に追い詰められる恐怖」
を楽しむ映画です。
「エイリアンシリーズが好き」
「SFホラー映画が観たい」
「未知の惑星を舞台にした映画が好き」
「地球外生命体の恐怖を味わいたい」
「『プロメテウス』の続きを観たい」
という人には、ぜひ観てほしい一本です。
『プロメテウス』が「人類の起源」なら、『エイリアン:コヴェナント』は**「エイリアン誕生の謎」**。
美しい未知の惑星を舞台に、人類と地球外生命体をめぐる恐ろしい物語が展開されます。
エイリアン:ロムルス
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★☆
映像:★★★★★
公開:2024年(アメリカ)上映時間:119分
監督:フェデ・アルバレス
脚本:フェデ・アルバレス、ロド・サヤゲス
キャスト:ケイリー・スピーニー、デヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー
あらすじ
時代は、シリーズ第1作『エイリアン』と第2作『エイリアン2』の間。
若い労働者のレインたちは、過酷な環境の惑星で暮らしていました。
そんな彼らが目をつけたのが、宇宙空間を漂う巨大な廃棄宇宙ステーション「ルネサンス」。
そこには、まだ利用できる物資や装置が残されている可能性がありました。
レインたちは仲間たちとともに宇宙ステーションへ向かいます。
しかし、そこで彼らが発見したのは、ただの廃墟ではありませんでした。
ステーション内部には、かつて行われていた恐ろしい研究の痕跡が残されていたのです。
そして――。
そこには、あの恐ろしい**地球外生命体「ゼノモーフ」**が潜んでいました。
→廃墟となった宇宙ステーション
→逃げ場のない閉鎖空間
→限られた武器と物資
→そして、暗闇に潜むエイリアン
若者たちは、次々と襲いかかってくるエイリアンから逃げながら、生き残るための戦いを始めます。
果たしてレインたちは、エイリアンに支配された宇宙ステーションから脱出できるのでしょうか――。
見どころ・感想
『エイリアン:ロムルス』は、「エイリアン」シリーズの原点に立ち返ったSFホラー映画です。
本作の舞台は、巨大な宇宙ステーション。
しかも、そこには人間がほとんど残っていません。
つまり、
「逃げ場のない宇宙ステーションに、恐ろしいエイリアンがいる」
という、シリーズファンにはたまらない設定です。
『エイリアン2』のような、
「大量のエイリアンVS宇宙海兵隊」
という大規模な戦闘とは違います。
むしろ初代『エイリアン』のように、
→暗い宇宙船
→どこにいるか分からないエイリアン
→少人数の人間
→逃げ場のない閉鎖空間
という恐怖が中心になっています。
これが本作の大きな魅力です。
特に、エイリアンがいつ現れるのか分からない緊張感が凄い。
物音がする。
何かが動いたような気がする。
しかし、姿は見えない。
「もしかして、そこにいる?」
と思った瞬間に襲いかかってくる。
この**「何が起こるか分からない恐怖」**が、まさに初代『エイリアン』を思わせます。
そして、エイリアンのビジュアルにも注目です。
CGだけに頼るのではなく、シリーズ初期作品を意識した特殊効果や造形を取り入れており、非常にリアルな存在感があります。
2024年の最新技術によって描かれるエイリアンは迫力満点。
暗闇の中から突然姿を現すシーンなどは、かなり怖いです。
また、本作はシリーズ初心者でも比較的入りやすい作品になっています。
もちろん過去作品を知っていれば、より楽しめる場面もあります。
しかし、
「エイリアンシリーズを観たことがないけど、怖いSF映画を観てみたい」
という人でも楽しめる内容です。
さらに面白いのが、若者たちが軍人ではないというところ。
『エイリアン2』では、武装した宇宙海兵隊がエイリアンと戦いました。
しかし『エイリアン:ロムルス』では、
「普通の若者たちが未知の生命体に立ち向かう」
という構図。
→強力な武器がない
→エイリアンについて詳しく知らない
→仲間を守りながら逃げなければならない
という状況なので、より「普通の人間がエイリアンに襲われたらどうなるのか」という恐怖を感じられます。
そして、本作ではシリーズおなじみの要素も登場します。
フェイスハガー。
チェストバスター。
ゼノモーフ。
そして、エイリアンシリーズならではの人体を使った恐怖描写。
「これぞエイリアン映画!」
と思えるシーンが次々と登場します。
また、シリーズの過去作品を意識した演出も多く、
『エイリアン』+『エイリアン2』
の魅力を現代の映像技術で再構築したような作品になっています。
個人的には、今回の記事のテーマである**「地球外生命体と人類が戦うSF映画」**という意味でも、かなり相性のいい作品だと思います。
ただし、ここでも『インデペンデンス・デイ』のような「宇宙人が地球を侵略する」というタイプではありません。
どちらかというと、
「人類が未知の地球外生命体と遭遇し、その脅威から生き残る」
というタイプ。
それでも、エイリアンの恐ろしさを存分に味わえる作品です。
「エイリアンシリーズが好き」
「初代『エイリアン』のようなホラーが観たい」
「最新映像でエイリアンを観たい」
「宇宙船や宇宙ステーションを舞台にしたSF映画が好き」
「地球外生命体に追い詰められる恐怖を味わいたい」
そんな人には、ぜひおすすめしたい一本です。
『エイリアン2』が「戦争」なら、『エイリアン:ロムルス』は**「原点回帰した恐怖」**。
1979年の初代『エイリアン』から続くシリーズの恐怖を、2024年の映像技術で再び味わえる作品です。
プレデターシリーズ
プレデター
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★☆☆☆
映像:★★★★★
公開:1987年(アメリカ)
上映時間:107分
監督:ジョン・マクティアナン
脚本:ジム・トーマス、ジョン・トーマス
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、カール・ウェザース、エルピディア・カリーロ
あらすじ
中米のジャングル。
ダッチ率いる屈強な特殊部隊は、CIAからの依頼を受け、ジャングルの奥地へと向かいます。
彼らの任務は、墜落したヘリコプターの捜索と救出。
ところが、現地に到着した部隊を待っていたのは、想像を絶する光景でした。
木々に囲まれたジャングルの中で、次々と仲間が何者かに襲われていきます。
敵の姿は見えない。
→銃を撃っても反応がない
→気配すら感じられない
→それなのに、仲間が一人ずつ消えていく
やがてダッチたちは、自分たちを狙っている存在が、普通の人間ではないことに気づきます。
その正体は、高度な科学技術を持つ地球外生命体「プレデター」。
透明化装置や高性能な熱感知、強力な武器を使いながら、人間を「獲物」として狩る恐るべきハンターでした。
最強の特殊部隊と、圧倒的な科学力を持つ宇宙人。
ここから、ジャングルを舞台にした人類VSプレデターの壮絶な戦いが始まります。
見どころ・感想
「プレデター」は、単純な宇宙人侵略映画とは少し違います。
プレデターの目的は地球征服ではなく、強い人間を獲物として狩ること。
つまり、
→宇宙人が地球に攻めてくる
→人類を支配しようとする
という一般的なエイリアン映画ではありません。
それなのに、この作品が「地球外生命体と人類の戦い」というテーマで強烈に印象に残るのは、プレデターの圧倒的な能力にあります。
特殊部隊の兵士たちは、銃火器と豊富な戦闘経験を持った精鋭。
ところがプレデターは、
→姿を消す
→人間の体温を感知する
→高性能な武器を使う
→圧倒的な身体能力を持つ
という、まさに人類をはるかに上回る科学力と戦闘能力を持った宇宙人。
最初は「こんな連中なら負けるはずがない」と思っていた特殊部隊が、少しずつ追い詰められていく展開がたまりません。
そして、この映画の最大の魅力は、後半になるにつれて**「戦争」から「狩り」へと変わっていくこと**。
銃も爆発も通用しない。
敵の姿さえ見えない。
そんな絶望的な状況の中で、ダッチは最後にある決断をします。
「武器と科学力で勝てないなら、どうする?」
ここから始まる一対一の戦いは、「プレデター」最大の見どころです。
特に、終盤のジャングルでの攻防は今見ても圧倒的。
最新のCGを大量に使った映像ではありませんが、「見えない敵に狩られている」という恐怖を映像と演出で見事に表現しています。
宇宙人侵略SF映画とは少し方向性が違いますが、
「もし圧倒的な科学力を持つ地球外生命体が、人類を狩りに来たら?」
という設定を楽しみたい人には、まさに必見の一本です。
シュワルツェネッガーとプレデターの戦いは、SF映画史に残る名勝負。
「エイリアン」シリーズとはまた違った、人類VS地球外生命体のSFアクション映画を楽しみたいなら、ぜひ観ておきたい作品です。
プレデター2
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★☆☆☆
映像:★★★★☆
公開:1990年(アメリカ)
上映時間:108分
監督:スティーヴン・ホプキンス
脚本:ジム・トーマス、ジョン・トーマス
キャスト:ダニー・グローヴァー、ゲイリー・ビジー、ルーベン・ブラデス
あらすじ
舞台は1997年のロサンゼルス。
異常な猛暑に加えて、街ではギャング同士の激しい抗争が繰り広げられていました。
ロサンゼルス市警の刑事マイク・ハリガンは、凄惨な殺人事件を追うことになります。
しかし、現場に残されているのは、人間の仕業とは思えないほど奇妙な痕跡ばかり。
そして捜査を進めるハリガンたちの前で、ギャングや警察関係者が次々と殺されていきます。
犯人の姿は見えない。
→突然、仲間が殺される
→銃を持った人間でも歯が立たない
→赤外線を使っても正体を確認できない
→街のどこかから、何者かが人間を狙っている
やがてハリガンは、その事件の裏に**前作で登場した地球外生命体「プレデター」**がいることを知ります。
今回のプレデターは、ジャングルではなく、巨大な都市そのものを狩り場にしていました。
さらにハリガンは、プレデターが単なる殺人鬼ではなく、独自のルールに従って「獲物」を選んでいることに気づきます。
果たしてハリガンは、この姿の見えない宇宙人を捕らえることができるのか。
ロサンゼルスの街を舞台に、人間とプレデターの壮絶な追跡戦が始まります。
見どころ・感想
「プレデター2」の面白さは、前作とはまったく違う舞台設定です。
前作はジャングルでしたが、今回は巨大都市ロサンゼルス。
つまり、
→ジャングルから逃げられない
↓
→今度は人間が大量にいる大都市
↓
→それでもプレデターは人間を狩る
という、スケールの違った「人類VS地球外生命体」の戦いになっています。
しかも、今回のプレデターはさらに凶悪。
新しい武器や装備も登場し、獲物を追い詰めるシーンはかなり見応えがあります。
特に面白いのが、プレデターが人間を無差別に殺しているわけではないというところ。
自分にとって危険な相手や、武器を持った相手などを狙いながら、独自のルールで「狩り」を楽しんでいます。
そのため、単なる宇宙人による侵略ではなく、
「圧倒的な科学力を持った宇宙人ハンターが、人間を獲物として狩る」
という独特のSF設定になっています。
そして、前作ではシュワルツェネッガー演じるダッチがプレデターと戦いましたが、今回は刑事ハリガンが相手。
特殊部隊のような重装備を持っているわけではありません。
→敵の姿が見えない
→普通の銃では太刀打ちできない
→相手は人類よりはるかに進んだ武器を持っている
→それでもハリガンは追い続ける
この「どう考えても人間側が不利」という状況から、ハリガンがプレデターを追い詰めていく展開が熱いです。
そして終盤には、プレデターという種族の存在をさらに掘り下げる重要なシーンも登場。
「プレデターって、実はこんなに昔から地球に来ていたのか?」
と思わせる描写もあり、シリーズファンなら見逃せません。
宇宙人侵略映画というよりは、SFアクション+エイリアンハンター映画といった作品ですが、プレデターシリーズの世界観を広げた重要な一本です。
1作目の「ジャングルでの狩り」が好きだった人なら、今度は**「大都市での狩り」**を楽しんでみてください。
プレデターズ
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★☆☆
映像:★★★★☆
公開:2010年(アメリカ)
上映時間:107分
監督:ニムロッド・アーントル
脚本:アレックス・リトヴァク、マイケル・フィンチ
キャスト:エイドリアン・ブロディ、トファー・グレイス、アリシー・ブラガ、ローレンス・フィッシュバーン
あらすじ
ある日、傭兵のロイスは、上空から落下していることに気づきます。
しかし、そこが地球なのか、それとも別の場所なのかも分かりません。
やがてロイスの前に、同じような状況で集められた人間たちが次々と現れます。
元兵士、殺人犯、傭兵など、彼らには共通点がありました。
全員が戦闘能力に優れた「危険な人間」だったのです。
しかし、ここで奇妙なことが起こります。
→見知らぬ場所に突然落とされる
→空を見ても地球とは思えない
→ジャングルのような場所を進む
→巨大な動物に襲われる
→そして、姿の見えない何者かに狙われる
彼らがたどり着いたのは、**プレデターたちが人間を狩るために作った「狩場」**でした。
そこでは人間そのものが「獲物」。
しかも今回は、一体だけではありません。
複数のプレデターが、人間たちをターゲットにして狩りを始めます。
武器を持った屈強な人間たちが集まっているにもかかわらず、プレデターの科学力と戦闘能力は圧倒的。
逃げることもできず、地球へ帰る方法も分からない。
果たしてロイスたちは、この恐ろしい狩場から生きて脱出することができるのか――。
人類VSプレデターの、命を懸けたサバイバルが始まります。
見どころ・感想
「プレデターズ」は、シリーズの中でもかなり分かりやすい**「人間が狩られる映画」**です。
これまでの作品ではプレデターが地球に現れ、人間を狩っていました。
ところが今回は、
→人間が謎の惑星へ連れていかれる
→そこはプレデターの狩場
→人間そのものが獲物
→プレデターから逃げながら生き残る
という設定。
舞台そのものが、巨大な宇宙人ハンティングフィールドになっています。
しかも集められた人間は、普通の一般人ではありません。
兵士や傭兵、犯罪者など、戦闘能力の高い人物ばかり。
「これだけ強い人間が集まれば、プレデターとも戦えるのでは?」
と思うのですが、実際にはそう簡単にはいきません。
→敵は姿を消す
→熱感知で獲物を探す
→人間をはるかに上回る身体能力
→人類より進んだ武器を持っている
まさに科学力・身体能力ともに人類を上回る地球外生命体です。
そして面白いのが、プレデター側にも複数のタイプが登場すること。
プレデター同士にも違いがあり、シリーズの世界観が一気に広がっています。
個人的に好きなのは、ロイスがただ逃げ続けるだけではなく、
「どうすれば、この化け物を倒せるのか?」
と考え始めるところ。
圧倒的に不利な状況でも、敵の習性や能力を利用して反撃しようとする展開は、かなり燃えます。
また、閉鎖された建物の中で戦う作品とは違い、広大なジャングルや未知の惑星を舞台にしているため、
「どこに逃げてもプレデターがいる」
という緊張感があります。
宇宙人侵略映画とは少し違いますが、
「もし人類が、圧倒的な科学力を持つ宇宙人の狩場に放り込まれたら?」
という設定を楽しめるSFアクション映画。
プレデターシリーズの中でも、サバイバル映画として楽しみやすい一本です。
ザ・プレデター
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★☆☆
映像:★★★★★
公開:2018年(アメリカ)
上映時間:107分
監督:シェーン・ブラック
脚本:フレッド・デッカー、シェーン・ブラック
キャスト:ボイド・ホルブルック、トレヴァンテ・ローズ、ジェイコブ・トレンブレイ、オリヴィア・マン
あらすじ
元特殊部隊員のクイン・マッケナは、南米で極秘任務に就いていました。
その最中、彼は突然、空から落下してきた謎の宇宙船を目撃します。
そして宇宙船から現れたのは――
プレデター。
クインはその姿を目撃し、さらにプレデターの存在を示す証拠を手に入れます。
しかし政府は、地球外生命体の存在を隠そうとします。
クイン自身も拘束され、他の特殊な兵士たちとともに移送されることに。
ところが、その途中で事態は急展開します。
→プレデターが地球にやって来る
→政府がその存在を隠そうとする
→謎の兵士たちが集められる
→さらに別のプレデターまで現れる
→人類を巻き込んだ戦いへ発展
しかも今回現れるプレデターは、これまでとは一味違います。
巨大な体格を持つ**「アップグレード」**と呼ばれるプレデターが、人類と他のプレデターを巻き込んだ戦いを繰り広げます。
果たしてクインたちは、圧倒的な戦闘能力を持つプレデターに対抗できるのか。
そして、プレデターが地球にやって来た本当の目的とは――。
見どころ・感想
「ザ・プレデター」は、シリーズの中でもかなり派手な作品です。
これまでのプレデター映画では、
「人間がプレデターに狩られる」
という構図が中心でした。
しかし今回は、プレデターの存在を巡って人類側も動き出します。
そのため、
→プレデターVS人間
→プレデターVSプレデター
→政府VSプレデター
→人類の未来を巡る戦い
と、かなりスケールが大きくなっています。
そして最大の見どころは、やはり**「アップグレード」**。
これまでのプレデターよりもさらに巨大で、圧倒的な身体能力を持つ存在として登場します。
普通の人間なら、
→武器を持っていても勝てない
→近づくだけでも危険
→正面から戦えば一瞬で倒される
というレベル。
さらに、プレデターが使用する高度な武器や装備も多数登場するため、SFアクション映画としての派手さはシリーズでもかなり強めです。
一方で、この作品は単純な「宇宙人侵略映画」ではありません。
プレデターの目的は、地球を征服して人類を支配することではなく、あくまで独自の目的で地球へやって来ます。
だからこそ、
「地球外生命体が地球にやって来たら、人類はどう対応するのか?」
という視点でも楽しめます。
個人的には、プレデターシリーズを1作目から追ってきた人ほど楽しめる作品。
過去作品を知っていると、
「おっ、ここでこれが出てくるのか!」
と思えるようなシリーズファン向けの要素もあります。
ただし、1作目のような「姿の見えない敵に少しずつ追い詰められていく恐怖」というより、今回は派手なSFアクション寄り。
そのため、
「プレデターを思いっきり暴れさせて、人類と戦わせたい!」
という人には楽しみやすい一本です。
エイリアン映画とは違った、人類VS地球外生命体のSFアクションを楽しみたい人はチェックしておきたい作品です。
プレデター:ザ・プレイ
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★☆☆☆
映像:★★★★★
公開:2022年(アメリカ)
上映時間:100分
監督:ダン・トラクテンバーグ
脚本:パトリック・エイソン
キャスト:アンバー・ミッドサンダー、ダコタ・ビーバーズ、デイン・ディリエグロ
あらすじ
1719年、北アメリカ。
コマンチ族の若い女性ナルは、狩人として一人前になることを目指していました。
しかし、周囲からは「女性が戦士になるのは難しい」と考えられていました。
そんなある日、ナルは空に奇妙な光を見つけます。
それは、彼女がこれまで見たことのないものでした。
そして、その直後から森の中で奇妙な出来事が起こり始めます。
→動物が何かに襲われる
→森の中に謎の痕跡が残される
→姿の見えない何者かが獲物を狙う
→ナル自身も未知の存在に襲われる
やがてナルは、その正体が**地球外生命体「プレデター」**であることを知ります。
しかし、ナルが暮らす時代には現代の銃器も軍隊もありません。
あるのは、斧や弓、槍などの武器だけ。
一方のプレデターは、透明化装置や高度な武器を持つ圧倒的なハンター。
あまりにも戦力差が大きすぎます。
それでもナルは、プレデターの行動を観察し、その弱点を探していきます。
→敵の能力を知る
→自分の武器を工夫する
→地形を利用する
→相手の習性を逆手に取る
果たしてナルは、圧倒的な科学力を持つプレデターに勝つことができるのか。
300年以上前の北アメリカを舞台に、人類とプレデターの壮絶な戦いが始まります。
見どころ・感想
「プレデター:ザ・プレイ」の最大の面白さは、なんといっても時代設定です。
これまでのプレデターシリーズでは、特殊部隊や警察官など、銃器を持った人間がプレデターと戦ってきました。
ところが今回は18世紀。
つまり、
→銃が十分に普及していない
→高度な通信手段もない
→軍隊の援護もない
→プレデターだけが圧倒的な科学技術を持っている
という、とんでもなく不利な状況です。
まさに**「原始的な武器しか持たない人類VS圧倒的な科学力を持つ宇宙人」**。
この戦力差が、作品全体に強烈な緊張感を生み出しています。
特にナルの戦い方が面白い。
正面からプレデターと戦っても勝てません。
そこでナルは、
「どうすれば、この化け物に勝てるのか?」
を自分で考えます。
プレデターの能力を観察し、周囲の環境を利用し、少しずつ対抗する方法を見つけていく。
この**「弱い人間が知恵で強敵に挑む」**という展開が非常に熱いです。
また、プレデターが森の中で獲物を追跡するシーンも見どころ。
姿を消して近づいてくるプレデターに対して、
→何かがいる
→でも姿が見えない
→次の瞬間、襲われる
という、初代「プレデター」を思わせる恐怖感があります。
そして映像もかなり印象的。
広大な自然を舞台にしているため、ジャングルを舞台にした初代とはまた違った野生と宇宙人の戦いを見ることができます。
さらに、この作品ではプレデターそのものを「最強の敵」として見せるだけではなく、狩る側と狩られる側が入れ替わっていく感覚も楽しめます。
最初はナルたち人間が完全に「獲物」。
ところがナルは、プレデターの能力や習性を知ることで少しずつ反撃を始めます。
この逆転劇が、この作品の大きな魅力です。
プレデターシリーズを初めて観る人にも比較的入りやすく、
「人類が圧倒的な科学力を持つ地球外生命体と戦うSF映画」
としても楽しめる一本。
シリーズファンはもちろん、エイリアン映画やサバイバル映画が好きな人にもおすすめしたい作品です。
プレデター:バッドランズ
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★☆☆
映像:★★★★★
公開:2025年(アメリカ)
上映時間:107分
監督:ダン・トラクテンバーグ
脚本:ダン・トラクテンバーグ、パトリック・アイソン、ジョシュア・ワッソン
キャスト:ディミトリアス・シュスター=コロマタンギ、エル・ファニング
あらすじ
遠い未来。
プレデターの故郷である惑星を舞台に、一人の若いプレデターが物語の中心となります。
彼の名前はデク。
プレデターの一族の中では弱い存在として扱われていたデクは、自らの価値を証明するため、危険な旅へと出発します。
その目的は、これまで誰も倒したことのないほど恐ろしい存在を狩ること。
しかし、その先でデクは、思いもよらない存在と出会います。
それは、人間の女性ティア。
これまでのプレデターシリーズでは、
→プレデターが人間を狩る
→人間がプレデターから逃げる
→最後に人間が反撃する
という構図が中心でした。
ところが今回は、その関係が大きく変化します。
プレデターと人間が、ともに危険な敵へ立ち向かうことになるのです。
しかも舞台は、これまでの地球とは大きく異なる未知の惑星。
そこには、想像を超える危険な生物や環境が存在しています。
果たしてデクは自分の目的を達成できるのか。
そして、敵だったはずのプレデターと人間は、協力して生き残ることができるのか――。
見どころ・感想
「プレデター:バッドランズ」の大きな特徴は、プレデター自身が主人公になっていること。
これまでのシリーズでは、基本的に人間側の視点からプレデターを描いていました。
ところが今回は、
「プレデターの側から見た世界」
が描かれます。
これはシリーズとしてかなり大きな変化。
これまで、
「プレデター=人間を狩る宇宙人」
というイメージだったものが、
→プレデターにも一族がいる
→プレデターにも立場や目的がある
→プレデター自身も危険な存在と戦う
→そして人間と協力することもある
という、新しい一面を見ることができます。
さらに、舞台が未知の惑星ということで、SF映画としてのスケールも大きくなっています。
地球のジャングルやロサンゼルスとは違い、
「宇宙のどこかに、こんな世界が存在しているのか?」
と思わせるような異世界感が魅力。
そして何より面白いのが、
「人間VSプレデター」ではなく、「人間+プレデターVS未知の敵」
という構図です。
これまで敵だった両者が協力することで、プレデターシリーズに新しい方向性を持たせています。
また、プレデター側が主人公になったことで、戦闘シーンの見方も変わります。
人間から見れば恐ろしい怪物だったプレデターが、今度は自分自身も命を懸けて戦う側になる。
この視点の変化は、シリーズを長く観てきた人ほど面白く感じるポイントです。
ただし、この作品は**「宇宙人が地球を侵略する映画」ではありません。**
どちらかというと、
「地球外生命体であるプレデターを主人公にしたSFアクション・サバイバル映画」
という位置付け。
そのため、今回の記事の中では少し異色の作品ですが、
「人類VS地球外生命体」というテーマをさらに広げる一作
として紹介する価値は十分にあります。
プレデターシリーズの新しい可能性を楽しみたい人は、ぜひチェックしておきたい作品です。
プレデター:キラー・オブ・キラーズ
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★☆☆
映像:★★★★★
公開:2025年(アメリカ)
上映時間:約85分
監督:ジョシュア・ワッソン、ミシェル・ダウズ、スティーヴン・A・スミス
脚本:パトリック・アイソン
形式:アニメーション
あらすじ
時代も場所も異なる3つの物語。
バイキングの戦士、封建時代の日本の忍、そして第二次世界大戦中のアメリカ兵。
それぞれの時代で、彼らは人間離れした強敵と戦い、生き残るために命を懸けていました。
しかし、彼らの前に現れたのは、人類がこれまで遭遇したことのない恐ろしい存在。
プレデター。
プレデターは、それぞれの時代で最も強い戦士たちを「獲物」として狙います。
→バイキングの戦士VSプレデター
→忍VSプレデター
→第二次世界大戦の兵士VSプレデター
時代も武器もまったく違う人間たちが、圧倒的な科学力を持つ地球外生命体と戦うことになります。
剣や斧、弓、銃など、それぞれの時代の武器を手にしてプレデターへ挑む人間たち。
しかし相手は、
→姿を消す
→高度な武器を使う
→人間をはるかに上回る身体能力を持つ
→戦闘そのものを「狩り」として楽しむ
恐るべき宇宙人です。
果たして、人類はこの圧倒的なハンターに勝つことができるのか。
時代を超えて繰り広げられる、人間VSプレデターの壮絶な戦いが始まります。
見どころ・感想
「プレデター:キラー・オブ・キラーズ」の面白さは、なんといっても時代の違う人間とプレデターを戦わせる設定です。
プレデターシリーズといえば、
「現代の兵士ならプレデターと戦えるのか?」
という構図が多い作品。
ところが今回は、
→バイキング
→日本の忍
→第二次世界大戦の兵士
という、まったく違う時代の戦士たちがプレデターと戦います。
つまり、
「もしプレデターが、現代よりはるか昔から地球に来ていたら?」
というシリーズファンならワクワクする設定。
特に興味深いのが、人間側の武器とプレデターの科学技術の差です。
人間が剣や斧、弓などで戦う一方、プレデターは透明化などの高度な技術を駆使します。
→人間は敵の姿を見ることができない
→プレデターは遠距離から攻撃できる
→人間の武器では簡単に倒せない
→それでも戦士たちは知恵と勇気で立ち向かう
この圧倒的な戦力差が、プレデターシリーズらしい魅力です。
また、アニメーションだからこそ可能になった、ダイナミックな戦闘描写も見どころ。
実写映画とは違った表現で、プレデターの恐ろしさや戦士たちの戦いを楽しめます。
そしてタイトルの「キラー・オブ・キラーズ」が示す通り、今回の人間たちは普通の人間ではありません。
それぞれの時代で「強者」と呼ばれるような戦士たち。
そんな人間をプレデターが狩ることで、
「最強の人間VS最強の宇宙人」
という、プレデターシリーズらしい戦いが楽しめます。
今回の作品も、地球侵略が目的の宇宙人ではありません。
しかし、人類と圧倒的な科学力を持つ地球外生命体が戦うSF作品という意味では、今回の記事のテーマにも十分当てはまります。
プレデターシリーズを一通り楽しんだ後に観ると、これまでとは違った「プレデターの狩り」を楽しめる一本です。
クワイエット・プレイスシリーズ
クワイエット・プレイス
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開:2018年(アメリカ)
上映時間:90分
監督:ジョン・クラシンスキー
脚本:ブライアン・ウッズ、スコット・ベック、ジョン・クラシンスキー
キャスト:エミリー・ブラント、ジョン・クラシンスキー、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープ
あらすじ
世界は、正体不明の「何か」によって崩壊寸前に追い込まれていました。
その生物は、音に反応して人間を襲うという恐ろしい習性を持っています。
ほんの小さな物音でも命取り。
人間が生き残るためには、音を立てずに生活するしかありません。
そんな世界で生き残っていたのが、アボット一家です。
一家は、
→会話は手話
→家の中でもできるだけ音を立てない
→裸足で歩く
→床には砂を敷いて移動する
→物を落とさないよう細心の注意を払う
という徹底した「無音生活」を送っていました。
しかし、静かに暮らしているだけで安全とは限りません。
妻のエヴリンは妊娠しており、やがて出産の日を迎えます。
ところが、この世界では赤ちゃんの泣き声すら致命的。
「もし赤ちゃんが泣いたら?」
そんな絶望的な状況の中で、エヴリンは出産を迎えることになります。
さらに一家の周囲には、あの「何か」が潜んでいます。
→音を立てれば襲われる
→助けを呼ぶこともできない
→家族を守らなければならない
→しかも敵はすぐ近くにいる
果たしてアボット一家は、この恐ろしい生物から生き延びることができるのか――。
見どころ・感想
「クワイエット・プレイス」の最大の特徴は、**「音を立てたら死ぬ」**というシンプルで恐ろしい設定です。
普通のエイリアン映画なら、
「敵が来た!逃げろ!」
となります。
ところが、この作品では逃げるために走ることすら危険。
ドアを開ける音。
床を歩く音。
物を落とす音。
そして、子どもの泣き声。
すべてが命取りになります。
だからこそ、
映画を観ているこちらまで息を潜めてしまう。
これが、この作品のすごいところです。
特にアボット一家の生活には、生き残るための工夫がたくさんあります。
→砂を敷いて足音を消す
→手話で会話する
→食事もできるだけ音を立てない
→必要な物をあらかじめ決めた場所に置く
「こんな世界になったら、自分ならどうやって生き残るだろう?」
と考えながら観ると、さらに面白くなります。
そして最大の恐怖が、出産。
赤ちゃんは当然、泣きます。
しかし、この世界では赤ちゃんの泣き声が、
「ここに人間がいます」
と敵に知らせるサインになってしまう。
→陣痛が始まる
→家族は離れている
→敵が近くにいる
→声を出すことができない
この状況だけでも、ものすごい緊張感です。
また、この作品は単なるエイリアン映画ではありません。
中心に描かれているのは、「極限状態でも家族を守ろうとする親の姿」。
怪物から逃げる恐怖と、家族を守りたいという感情が同時に描かれているため、単なるモンスター映画以上の緊張感があります。
さらに、敵の姿を必要以上に見せない演出も効果的。
「何がいるのか分からない」
という状態が長く続くことで、観ている側の想像力が恐怖をどんどん膨らませていきます。
宇宙人侵略SF映画というよりは、地球外生命体によって人類社会が崩壊した後のサバイバル映画に近い作品。
それでも、
「圧倒的な能力を持つ謎の生物に、人類がどう対抗するのか?」
という今回の記事のテーマにはピッタリです。
静かな映画なのに、めちゃくちゃ怖い。
そして、静かだからこそ最後まで緊張感が途切れない。
「エイリアン映画」や「地球外生命体と人類が戦うSF映画」が好きなら、ぜひ観てほしい一本です。
クワイエット・プレイス PART II
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開:2020年(アメリカ)
上映時間:97分
監督:ジョン・クラシンスキー
脚本:ジョン・クラシンスキー
キャスト:エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープ、キリアン・マーフィー
あらすじ
音を立てたら、人間は襲われる。
そんな世界で、必死に生き延びてきたアボット一家。
前作の出来事から間もなく、家を失った一家は新たな生存場所を求めて歩き始めます。
しかし、外の世界は想像以上に危険でした。
リーガンは、父親から教わった方法を使いながら、怪物たちに対抗するための手掛かりを探します。
一方、エヴリンは幼い子どもたちを連れて、安全な場所を探します。
そして一家は、かつての知人であるエメットと再会。
エメットは、人間そのものに希望を失っていました。
それでもリーガンは、あるラジオ放送に気づきます。
そこから流れていたのは、**「安全な場所が存在するかもしれない」**という可能性。
リーガンはその情報を確かめるため、一人で行動することを決意します。
→音を立てれば怪物に襲われる
→安全な場所は分からない
→家族も離ればなれになる
→それでも生き残るために進む
そして物語は、怪物だけではなく、生き残った人間同士の争いへと広がっていきます。
果たしてリーガンたちは、安全な場所へたどり着くことができるのか。
そして、人類はこの恐ろしい生物に対抗する方法を見つけられるのか――。
見どころ・感想
「クワイエット・プレイス PART II」は、前作の緊張感をそのままに、世界そのものを大きく広げた作品です。
前作ではアボット一家の家を中心に物語が進みました。
しかし今回は、
→家を出る
→新たな場所を探す
→他の生存者と出会う
→怪物のいる場所を移動する
→人間同士の争いにも巻き込まれる
という展開。
「もし世界中が、あの怪物に襲われたら?」
という疑問に、前作より踏み込んでいます。
そして今回も最大の恐怖は、
「音を出せない」
こと。
銃声も叫び声も、ドアを開ける音も危険。
ちょっとした物音が命取りになります。
特にリーガンが一人で行動する場面は緊張感たっぷり。
→敵の姿が見えない
→音を出せない
→助けを呼べない
→しかも一人で行動しなければならない
という状況なので、観ているこちらまで息を止めたくなります。
さらに面白いのが、怪物への対抗方法が少しずつ見えてくること。
前作では「どうすればこいつを倒せるのか?」という状態でした。
今回は、その弱点を利用して人類が反撃する展開があります。
ここが個人的にかなり熱いところ。
ただ逃げるだけではなく、
「人類VS地球外生命体」
という戦いへと、物語が一歩進んでいきます。
また、前作以上に「人間の怖さ」も描かれています。
怪物から逃げている極限状態では、
「生き残るためなら、人間は何をするのか?」
という問題も浮かび上がります。
怪物だけが恐ろしいわけではない。
この世界では、人間同士の出会いさえも危険なのです。
そして、前作で描かれた家族の物語が今回もしっかり続いています。
特にリーガンの成長は大きな見どころ。
守られるだけだった少女が、自分自身の判断で行動し、家族や他の人間を救おうとする姿には胸が熱くなります。
「クワイエット・プレイス」が好きだった人なら、ぜひ続けて観たい作品。
音を立てたら死ぬ。
このシンプルなルールをさらにスケールアップさせた、緊張感抜群のSFサバイバル映画です。
クワイエット・プレイス:DAY 1
オススメ度:★★★★☆
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開:2024年(アメリカ)
上映時間:100分
監督:マイケル・サルノスキ
脚本:マイケル・サルノスキ、ジョン・クラシンスキー
キャスト:ルピタ・ニョンゴ、ジョセフ・クイン、アレックス・ウルフ、ジャイモン・フンスー
あらすじ
ある日、ニューヨーク。
いつもと変わらない街に、突然、巨大な爆発とともに謎の生物が現れます。
その生物は、人間の出す**「音」**を聞きつけると、猛スピードで襲いかかってきます。
街は一瞬にしてパニック状態。
→悲鳴を上げる
→車が衝突する
→銃声が響く
→人々が逃げ惑う
→その音を聞きつけて怪物が襲ってくる
そしてニューヨークは、わずかな時間で地獄のような街へと変わっていきます。
主人公のサミラは、愛猫フロドとともに、この突然始まった異常事態に巻き込まれます。
しかし、彼女にはどうしても行きたい場所がありました。
生き残るために避難するのではなく、もう一度、思い出の場所へ行くためにニューヨークを進むことを決意します。
その途中で、イギリス人のエリックと出会います。
お互いに何も分からない状況の中、2人は協力して怪物から逃げることになります。
しかし、街には無数の怪物が存在しています。
→どこから襲ってくるか分からない
→人が多い場所ほど危険
→音を立てれば即座に狙われる
→逃げる場所そのものがなくなっていく
そしてサミラとエリックは、崩壊していくニューヨークを進みながら、生き残るための方法を探します。
これは、人類が「音を立ててはいけない世界」を初めて知ることになる物語です。
見どころ・感想
「クワイエット・プレイス:DAY 1」の最大の魅力は、タイトルどおり、
「あの怪物が地球を襲った最初の日」
を描いていることです。
前2作では、すでに人類が怪物の習性を理解していました。
しかし今回は違います。
最初は誰も、
「音を出したら殺される」
なんて知りません。
だからこそ、侵略が始まった直後の恐怖がものすごい。
→突然、巨大な怪物が現れる
→何が起きているのか分からない
→人々がパニックになる
→悲鳴や車の音が街中に響く
→その音を聞いて怪物が襲ってくる
この「最初の混乱」が、この作品ならではの見どころです。
そして舞台がニューヨークというのも大きなポイント。
人が少ない田舎なら、静かに隠れることもできます。
しかしニューヨークには、
→大量の人間
→車
→地下鉄
→建物
→サイレン
→銃声
など、音を出すものがいくらでもあります。
つまり、**「音を立ててはいけない怪物」と「世界でも有数の騒がしい都市」**という、最悪の組み合わせ。
この設定だけでもかなり怖いです。
さらに、サミラが単純に「生き残るため」に行動しているわけではないところも印象的。
世界が崩壊していく中で、それでも自分が行きたい場所へ向かおうとする。
そして途中で出会ったエリックとの関係も、物語の大きなポイントです。
極限状態の中で、
→知らない人間を信じられるのか
→誰かを助ける余裕があるのか
→自分が生き残ることを優先するのか
という、人間ドラマも描かれています。
もちろん怪物との遭遇シーンも強烈。
前2作を観ている人なら、怪物が**「音」を聞きつけた瞬間の恐怖**を知っています。
そのため、
「そこ、音出したらヤバい!」
と思いながら観ることになり、かなりの緊張感があります。
そして何より、この作品によって「クワイエット・プレイス」の世界観がさらに分かりやすくなります。
「なぜ世界があんな状態になったのか?」
その始まりを見ることができる作品です。
宇宙人侵略SF映画とは少し違いますが、
「ある日突然、圧倒的な能力を持つ地球外生命体が地球を襲ったら、人類はどうなるのか?」
という今回の記事のテーマには非常にマッチしています。
前2作を観た人はもちろん、
「クワイエット・プレイスって、最初はどうやって始まったの?」
と気になっている人にもおすすめの一作です。
トゥモロー・ウォー
オススメ度:★★★★★
侵略度:★★★★★
映像:★★★★★
公開:2021年(アメリカ)
上映時間:138分
監督:クリス・マッケイ
脚本:ザック・ディーン
キャスト:クリス・プラット、イヴォンヌ・ストラホフスキー、J・K・シモンズ、ベティ・ギルピン
あらすじ
ある日、世界中が注目するサッカーの試合中、突然スタジアムに謎の兵士たちが現れます。
彼らがやって来たのは、なんと30年後の未来。
未来では、人類が謎の地球外生命体との戦争を繰り広げていました。
そして兵士たちは、衝撃的な事実を伝えます。
「30年後、人類はこの戦争に敗北する」
このままでは人類が滅亡してしまう。
そこで未来の人類は、現在の人間を未来へ送り込んで戦力を補充することを決定します。
主人公のダンも、未来の戦争に参加することになります。
未来へ行ったダンを待っていたのは、想像を絶する光景でした。
→街は破壊されている
→人類は追い詰められている
→敵は大量に存在する
→通常の武器では簡単に倒せない
→30年後には人類滅亡の可能性がある
しかも敵となる生命体は、非常に高い身体能力と凶暴性を持っています。
ダンたちは未来の戦場で戦いながら、やがてこの地球外生命体がどこから現れたのか、そしてどうすれば人類が生き残れるのかを探っていきます。
未来を救うためには、現在を変えるしかない。
そしてダンは、未来の戦争を終わらせるために、ある決断をします。
人類の未来を懸けた戦いが始まります。
見どころ・感想
「トゥモロー・ウォー」の面白さは、なんといっても未来の戦争に現在の人間が参加するという設定です。
普通のSF映画なら、
「未来へタイムトラベルする」
というだけでも大事件。
ところがこの作品では、
→未来から兵士がやって来る
→未来の人類が滅亡寸前
→現在の人間を未来へ送り込む
→地球外生命体と戦う
→未来を変えるために現在で戦う
という、とんでもない展開になります。
そして敵となる地球外生命体が、とにかく強い。
大量に出現するうえに、動きも速く、人間を簡単に追い詰めていきます。
しかも、ただ撃ちまくれば倒せるような相手ではありません。
そのため戦闘シーンでは、
「こんなの人類に勝てるの?」
と思ってしまうほどの絶望感があります。
特に未来の都市での戦闘は迫力満点。
→建物が破壊される
→敵が大量に襲ってくる
→兵士が次々と倒される
→銃や爆発を駆使して反撃する
という、まさに地球外生命体との全面戦争。
今回の記事で扱っている映画の中でも、かなり「人類VS宇宙生命体」というテーマがストレートな作品です。
また、この作品は単なる戦争映画ではありません。
「未来が決まっているなら、現在を変えることで未来も変えられるのか?」
というタイムトラベル要素も大きなポイント。
未来で戦うだけではなく、
「未来の人類を救うために、今何をするのか?」
という展開になっていきます。
そして、クリス・プラット演じるダンと、未来で生きる娘との関係も重要。
地球外生命体との戦いだけでなく、家族を守りたいという思いが物語を動かしていきます。
個人的には、
「宇宙人侵略SF映画」
「人類VS地球外生命体」
「地球滅亡」
「タイムトラベル」
「未来を変える」
という、SF映画好きが好きそうな要素をかなり詰め込んだ作品だと思います。
特に、
「もし30年後に人類が宇宙生物との戦争で滅亡すると分かったら?」
という設定が面白い。
未来から助けを求めに来るという発想も斬新で、侵略SF映画としてもかなり楽しめます。
「エイリアン映画」や「世界侵略もの」が好きな人はもちろん、大迫力のSFアクション映画を観たい人にもおすすめの一本です。
まとめ
今回は、宇宙人侵略映画・地球外生命体と人類が戦うSF映画の中から、特におすすめしたい作品を紹介しました。
「宇宙人に侵略される」という設定だけでも、
→圧倒的な科学力を持つ宇宙人
→人類よりはるかに強い生命体
→突然始まる地球侵略
→逃げ場のない状況でのサバイバル
→人類が力を合わせて反撃する戦争
など、作品によって楽しみ方は大きく違います。
今回紹介した作品の中には、純粋な宇宙人侵略映画だけではなく、プレデターのように「地球外生命体が人間を狩る作品」や、「クワイエット・プレイス」のように地球外生命体によって人類社会が崩壊していく作品も含めています。
また、「トゥモロー・ウォー」のように、未来の人類が地球外生命体との戦争に敗北することを知り、現在の人類が未来を変えようとする作品もあります。
こうして並べてみると、同じ「宇宙人・エイリアン」をテーマにしたSF映画でも、かなりバリエーションがあります。
個人的に面白いのは、
「もし本当に、地球よりはるかに進んだ文明を持つ宇宙人が攻めてきたら、人類はどうなるのか?」
という視点で映画を観ること。
フェルミのパラドックスでも語られるように、宇宙には無数の星が存在します。
もし地球外文明が存在するなら、
「なぜ私たちは、まだその存在を確認できていないのか?」
という疑問が生まれます。
もちろん、現実に宇宙人が地球を侵略しに来るかどうかは分かりません。
でも、だからこそ映画では思いっきり想像できます。
「もし宇宙人が地球に来たら?」
「人類より圧倒的に科学力が高かったら?」
「銃やミサイルが通用しなかったら?」
「地球外生命体が人間を狩り始めたら?」
そんな現実では怖すぎる想像を、映画として楽しめるのがSF映画の魅力です。
今回紹介した作品の中から気になる映画があれば、ぜひ次に観るSF映画としてチェックしてみてください。
特に、「人類VS宇宙人」の熱い戦いが観たい人なら、インデペンデンス・デイやバトルシップ。
「姿の見えない未知の生命体が怖い」という人なら、クワイエット・プレイス。
「圧倒的な宇宙人と人間の一対一の戦い」が観たい人なら、プレデター。
**「エイリアン映画の王道を楽しみたい人」**なら、エイリアンシリーズ。
そして、
**「未来・地球滅亡・宇宙生命体の戦争をまとめて楽しみたい人」**なら、トゥモロー・ウォー。
というように、気分に合わせて選んでみるのもおすすめです。
宇宙人侵略映画は、ただのSFアクションではありません。
そこには、
「人類は未知の存在に勝てるのか?」
というワクワクするテーマがあります。
もし本当に地球外生命体が地球へやって来たら――。
そのとき人類は、映画の主人公たちのように立ち向かうことができるのでしょうか。
そんなことを想像しながら、ぜひお気に入りの宇宙人侵略SF映画を探してみてください。

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